TypeScript で一時的に型チェックのエラーを無視して JavaScript にする方法

Question

規模が大きいアプリケーションの大きめな変更を行っています
依存ライブラリ等も色々変わるため、完全にコンパイルが通るようになるように修正するには数日かかります
先に一部のページ・コンポーネントだけを変更して、画面や動作を見てみて、この方針でよいかを決定する意味もあり、全てを置き換える前に確認を行いたいです

しかし、静的型付け言語なのでコンパイル時のチェックが通らなければ JavaScript が出力されず、一部だけの確認もできません
今は使わないページのファイルは削除してしまい import しないようにしても、それはそれでエラーが増えるので全てを修正していくとやはりかなりの時間がかかります

やりたいことは、変更が完了した一部のページ・コンポーネントの画面を見ることで、それ以外のページを開いたり、未修正コンポーネントが使われるボタンを押すなどで実行時エラーが出るのはかまいません
一時的に import や型チェック等のエラーは無視して JavaScript 化する方法はありますか？

Answer 1

tsconfig.jsonのcompilerOptionsを設定すればよさそうな気がします。

例えば、allowJsをtrueにすることでJavaScriptのコードをそのままTypeScriptで利用できるようになります。
また、noImplicitAnyをfalseにすることでanyの利用を許可することができます。

allowJsをtrue、noImplicitAnyをfalseにして、徐々にJSからTypeScriptに移行していくことができると思います。ご検討ください！！

また、TypeScriptへ移行するということについてはTypeScriptの書籍やQiitaなどのブログ記事でも紹介されているので参考になるかもしれません。