記載がこれだけだと一見して分かりづらいので、該当箇所を引用するなどしてください。
まず、「キャパシティ」という言葉は決まった用語ではなく、一意ではありません。
そのため「何のキャパシティか」が使われる文脈によって変わります。
キャパシティという単語は一般的には「容量」「収容能力」などを意味します。
ITにおいては「システムが発揮できる最大の能力」に近い意味合いで使われることが多いです。
キャパシティとは、定員、収容能力、最大積載量、許容量、受容力、包容力、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ソフトウェアやシステム、装置などが発揮できる最大の能力を指すことが多い。
引用元
キャパシティ 【capacity】 キャパ
さて、それを踏まえて読み解いていきます。
まず、1の方ですが
キャパシティというのは、上記のリンク1に記載されている通り、CPU / メモリ / ネットワークキャパシティー等をひとまとめにした容量を指す言葉という認識で問題ないのでしょうか?
上述の通り、それは文脈によって変わります。
ここで言っているキャパシティというのは、EC2の性能上限のことですね。
そもそもキャパシティの中に「ネットワークキャパシティ」という言葉があるのでこの時点でキャパシティという言葉が一意に何かを指すわけではないことが読み取れます。
それに対して2のほうでキャパシティとは「アベイラビリティゾーンごとに使うことのできるスポットインスタンスの最大数」を指しています。
これは自分の使っているアカウントだけではなく、全アカウントを通しての最大数です。
スポットインスタンスは、端的に言うと今現在AWS側が余らせているリソースを格安に利用するサービスです。
この余らせているリソースをここでは空きキャパシティと表現しています。
AWS側の空きキャパシティ(スポットインスタンスとして使用できるリソース数)が減ってくるとスポットインスタンスの価格が高くなり、場合によっては指定したインスタンスタイプが起動できなくなることもあります。
この空きキャパシティはインスタンスタイプごと、かつアベイラビリティゾーンごとに設定されているため、スポットフリートで優先順位をつけつつ複数のインスタンスタイプを指定しておく、というようなことを行います。
このあたりの説明は資料中にとてもわかり易く記載されていますね。
まさにスポットプールの説明のあたり(P14~20)です。
スポットプール…リージョン、アベイラビリティゾーン(AZ),インスタンスタイプごとに独⽴した空きキャパシティ
つまるところ、1と2ではキャパシティという言葉が何を指しているかが異なっています。
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2021/10/27 13:18
2021/10/28 05:37