GTMのパフォーマンス

Question

エキスパートの皆様、こんにちは。

GTMのパフォーマンスについて質問です。
現在運営しているサイトのGoogle Analyticsのタグを最適化してパフォーマンスの低下を防ぎたいと考えております。

そこでGTMの導入を検討しているのですが、
GTMの導入によるパフォーマンスの低下という記事もみました。
タグの数が少ない時GTMは導入するべきでしょうか。

ちなみにGoogle Analyticsのタグがパフォーマンスを低下させているというのはlighthouseのレポート結果になります。

よろしくお願いします！

Answer 1

GTMなどのタグマネを使うメリットは、
・複数のページのjavascriptタグ（SaaS-APIやライブラリなど）を一括管理できる
・大企業などで、タグの貼り替えが１回でベンダーが１００万円近く掛かってしまうしまうような場合に、運用管理者の独断でタグ設置が行える

逆にデメリットは、
・他社サーバーで動作するので、トラブル時の対応は期待できない
・シンプルなscriptタグを、複数サーバー経由で行うことでのレイテンシー（サーバーアクセス時間）の劣化
・無駄なリソース読み込みが発生してしまう。

これらのメリットデメリットを考えて、最適なサイト構築をするのがいいと思います。

Googleも年間で何度もサーバーダウンは発生させているので、「大企業だから、安心」というような事は理由にしないほうがいいというのが、個人的な意見です。
全て自社管理で行いたい場合は、タグマネは比較的かんたんな構築で実現できるので、その方向性もあるのかと考えられます。

パフォーマンスを気にするのであれば、自分管理で行うことをオススメします。

Comments

[shunki1023]

アドバイスまでいただきありがとうございます！
なるほど、やはりパフォーマンス等を考慮するとGTMは一概にいいとは言えないのですね。
とても勉強になりました！