AWS NatGatewayが高い

Question

AWSの使用料金が先月よりも結構高くなっていました
下記の箇所が高くなっていたのですが、ここはどのような部分なのでしょうか？

Amazon Elastic Compute Cloud NatGateway$92.27
$0.062 per GB Data Processed by NAT Gateways0.175 GB$0.01
$0.062 per NAT Gateway Hour1,488.000 Hrs$92.26

7月にやったことといえば、Route53 ALB ACMを作成しました
作成方法

NATゲートウェイのことでしょうか？これを作成してから高くなったような気がします

Answer 1

書いてあるとおりNAT Gatewayの料金です。
まずそもそも認識しておいてほしいのがNAT Gatewayは安くないです。
料金の表示に書いてあるとおりなのですが、
NAT Gatewayは1つにつき1時間あたり$0.062
また、NAT Gatewayを介したデータ通信に関しては1GBあたり$0.062
の料金がかかります。
※いずれも記載時点での価格です。
ちなみに、$0.062/hに近い価格のEC2のインスタンスタイプはc6g.large（$0.068/h）なので、NAT Gateway1台あたり、おおよそですがlargeのインスタンスよりちょっと安い程度の金額がかかると思ってください。

価格についてはドキュメントに明記してあるのでご確認ください。
Amazon VPC の料金

書いてあることをそのままこちらに書くと
0.062*1,488.000=$92.26
1488/24=62なので、2台を31日間稼働させ続けた場合の時間とぴったり一致します。
データ通信料金については現状ごく僅かなようなので割愛します。NAT Gatewayを介したVPC内への通信が発生しなければこちらはあまり料金はかかりません。
もちろん、調子に乗ってプライベートサブネット内からでかいコンテナイメージを落としまくったりするとそれなりにお金を取られたりします。

ある程度規模のある案件ならいいですが、そうでもない場合は無視できない程度の金額ではありますね。
料金が気になるのであればまずドキュメントで料金を確認して、正確でなくても概算で見積もってから作成するといいでしょう。
AWS Pricing Calculator

Comments

[Meitoku]

回答ありがとうございます
私が貼り付けているNATゲートウェイを停止させれば課金はされなくなるのでしょうか？

[yu_1985]

NAT Gatewayは停止ではなく削除になります。
課金はされなくなりますが、それで問題ないかはこの構成図では判断つきません。
EC2インスタンスをプライベートサブネット内に配置しているのであれば、NAT Gatewayを介さなければEC2からインターネットに対する通信が行えないので、例えばyumを使ったインストールやアップデートは行なえなくなります。
ALBごとパブリックサブネットを利用するように作り変えて、通信の制御をセキュリティグループでやるようにする必要があるでしょう。

[Meitoku]

ありがとうございます。
削除してから22時間経ちまして、課金が続いているのですが、時間差的な問題なのでしょうか？

[yu_1985]

「課金が続いている」とは具体的にどういうことでしょうか。
既に発生した課金額が消えることは原則ありません。
増加し続けているのであれば何か消せてない物があると思われるので再度確認してください。

[Meitoku]

ありがとうございます！