多重代入法によるトラジェクトリ分析結果の「統合」について

Question

いつも勉強させていただいております。現在、関わっている研究の1つに、ビッグデータを用いて、ライフコースのトラジェクトリ分析を行うというものがあります。使用しているソフトウェアはRです。

今回、ご質問したいのが、多重代入法の補完、分析、統合の3つのプロセスの中で、分析した「結果」をどのように統合すればよいかです。

つまり、各データごとに、トラジェクトリの「分析」はできそうなのですが、作成した複数の補完データごとにトラジェクトリ抽出という「分析」を行った後、どのように「統合」すればよいのでしょうか。

イメージとしては、それぞれの補完データについて、ビッグデータ研究の参加者それぞれに対して、1から5まで、トラジェクトリの番号を割り振ることはできました。

しかし、例えば、参加者番号●●番の人のトラジェクトリは、補完データの数だけ、存在することになり、これを、どのように「統合」すればよいでしょうか。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

Comments

[daidao]

＞複数のユーザーから「やってほしいことだけを記載した丸投げの質問」という意見がありました
見当違いの意見だと思います。

Answer 1

貴方の言う「統合」が具体的に何を指しているのか今一つ分かりませんが、

例えば、参加者番号●●番の人のトラジェクトリは、補完データの数だけ、存在することになり、

その「●●番の人のトラジェクトリ」を一つのオブジェクトでまとめて扱いたいという話なら、リストを使えばいいと思います。

Comments

[daidao]

回答いただきありがとうございました。

＞貴方の言う「統合」が具体的に何を指しているのか今一つ分かりませんが、

多重代入法は、補完、分析、統合の3つのプロセスからなりますが、通常は、Rubin's ruleで示されるように、推定値を、加算平均することで算出されると思います。

では、トラジェクトリ抽出の際、一人の人が、補完データの数だけ、トラジェクトリの値を取ることになりますが、

それをどのように、統合すればよいでしょうかというのが、質問の意図でした。

[daidao]

つまり、欠測データに対して、20個の補完データセットを作成する場合、

これらの20個のデータセットを用いてトラジェクトリを抽出すると、参加者1人あたり、20個のトラジェクトリ値を取ることになります。

この時、10個のデータセットで、トラジェクトリ値が1となり、残り10個のデータセットでトラジェクトリ値が3になった時に、

(1+3)÷2=2と加算平均することで、その参加者のトラジェクトリ値を2とすることに違和感がありました。

[KojiDoi]

「プログラミング」の範囲を超えて計算方法そのものへの疑問があるのなら、teratailは向いていません。http://www.okadajp.org/RWiki/あたりなら専門家がいる可能性があるので、そちらで聞いたらどうでしょうか。

[daidao]

お返事とご紹介をいただき、ありがとうございました。そうさせていただきます。