Next.jsとElectronで開発するメリットがわからない

Question

Next.js×Electronで開発をしている方がいますが、なぜNext.jsを使うのでしょうか。

Next.jsでは、SSR,SSG,ISRといったサーバー側でページを作成する機能があるのが特徴だと思っています。

Electron等のデスクトップアプリでは、最初からソースコードがPC内にあるため、SSRやSSG等をする必要がないまたはそのようなコードのせいでエラーが発生するのではないでしょうか。
そのためReact×Electronとできることは変わらないのではないでしょうか。

React×Electronでの開発と、Next.js×Electronの違いはあるのでしょうか。

どこか勘違いしているためこのような考えに至っていると思うですが、どなたかご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

すごく面白い組み合わせですが今まで知りませんでした。
質問者さんの指している開発者の方がどこまでやっているのかわからないので1部についての回答ですが

React×Electronでの開発と、Next.js×Electronの違いはあるのでしょうか。

Next.js は React をラップしたフレームワークなので
単純に Next.js での開発ができるという恩恵が受けられると思います。(Next.js は SSR だけでなく Routing、ビルドシステム、公式のExampleパターンの多さなど)
なんなら公式にサンプル(テンプレート)がありました with-electron, with-electron-typescript
https://github.com/vercel/next.js/tree/canary/examples

また既存 Next.js アプリを Electron アプリに移植するのが楽である、＋ネイティブ機能拡張できるのは素敵なことだと思います。

この2つを組み合わせて開発すること自体は黒魔術などではなくシンプルな応用かなという印象があります。
(ビルドの仕方はどちらを使ってうまくまとめるのかもわかりませんが..)

ただ、どちらも触ったことのない人が突然手を出す組み合わせとしては早すぎるかなとも思います。
問題があって開発の敷居が高いのであれば、流行る可能性が低そうという視点でもまだリスクがあるかもしれません。

Nextjs の SSR や SSG の仕組みを生かせるのかどうかについても、とても興味がありますがわからないので、詳しい人のご意見を待ちたいです。

Answer 2

私個人としてはElectronで何かを作った経験がないので
Electron＋Next.js自体にそれ以上の相乗効果があるかどうかはまだわかってないですが

ReactとNext.jsの違いから推測出来る部分は多いので、
それがどんなふうにElectron開発に役立てられそうかという視点で回答します。

Next.jsでは、SSR,SSG,ISRといったサーバー側でページを作成する機能があるのが特徴だと思っています。

確かにそれらはNext.jsのセールスポイントですが、
それらは素晴らしい「付加価値」に過ぎません。

Next.jsはグリグリ動くモダンなWebサイトです。

pagesフォルダ作ってそこにJSファイルを作成すれば、
それで1ページが生成されるという概念となっています。
Ruby on Railsみたいな特定のディレクトリ内に特定のファイルを置け！みたいな縛りのフレームワークって事です。

なのでpackage.jsonとpagesだけ読めば最低限は理解出来るようになっています。

Electronはその根幹部分を利用させて頂く作戦なのでしょう。
どうしても全ての機能を使わなきゃNext.jsを使ってはいけないというルールはありません。

React×Electronでの開発と、Next.js×Electronの違いはあるのでしょうか。

このpagesディレクトリ作って1ページとするみたいなの概念の所を
引用して楽したいのであればNext.jsですね。
自分で好き勝手作りたいならReactを使うべきでしょう。

普段からNext.jsを使っているプログラマなら
すんなり開発に入れるのではないでしょうか？