renderとreturnの意味の違い
renderはReactNodeを返却するただのメソッドになります。この返却されたReactNodeが、画面に表示されます。
renderとreturnの間にはなにを書くのか、書くことの意味
上述の通り、renderはただのメソッドであり、戻り値がReactNodeになっているというだけのものです。
なので普通のメソッドと同じように考えて貰えればと思います。
renderとreturnの間には、戻り値を生成するための事前処理を書いたりします。
例
render() {
const sum = this.props.num1 + this.props.num2;
return <div>{sum}</div>
}
上記はあまり良い例ではないですが、propsとして2つの数字を受け取り、その合計値を描画するコンポーネントです。
この場合、
render() {
return <div>{this.props.num1 + this.props.num2}</div>
}
と書いても動きは同じですが、return内に長い式を書くと見にくいので、事前処理としてreturnの前で先に合計値を算出しているという例になります。
普通のメソッドでも、
function someMethod(arg1, arg2) {
// なんか色々処理
return 戻り値;
}
のように書かれると思いますが、この「なんか色々処理」をreturnの前に行っているだけです。