R言語とExcelの違い

Question

今Rを勉強しているのですが、できることがExcelと似ていて、後者の方が直感的に操作できるし使いやすいと思っているのですが、
RがExcelよりも優っている点とはなんでしょうか？

Answer 1

平均値やら総和の串刺集計ていどだったら有り難みは実感できないと思います。

しかし、こういうグラフを得たいとしたらどうでしょうか。

https://oreme.org/app/uploads/Oreme_AT_11_Y.Holtz_.pdf

エクセルで複雑な計算処理を実現するにはVBAでプログラムを組む必要がありますが、相当大変です。Rも言語仕様としては首を傾げたくなる部分が多々ありますが、VBAよりは断然楽といえます。そもそもエクセルは2次元データの扱いに特化したシステムです。世の中にはそれでは表現できず階層構造をもって表現せざるを得ないデータがたくさんありますが、エクセルはそうしたデータを扱うには明らかに向いていないですね。

また、世界中の統計の専門家がRの利用者でありかつ開発者の役割も担っており、論文などで目にする統計手法やグラフについてはまず確実にそれを実現するためのライブラリパッケージが公開されています。その間口の広さにおいてRに伍するプログラミング言語は今の所見当たりません。エクセルはもちろんpython他も勝てないでしょう。

Comments

[kso0222]

回答ありがとうございます????‍♂️
とても参考になりました。
現在Rの勉強をしているのですが、Rstudioでおすすめのパッケージなどありますでしょうか？

[KojiDoi]

とりあえず[tidyverse](http://bcl.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~jun/notebook/r/tidyverse/)は導入しておきましょう。これは幾つかのパッケージの集合体で、中でもggplot2はグラフを描くなら何にせよ必ずお世話になるものです。

Answer 2

R言語は、SQLのように読み込み用のワークシートがないと実際に計算ができない。また、ファイル挿入のやり方が全く分からない。そのほか、指導員も全く指導をしたがらない。
当たり前の話で、四則演算かそれに付加した単純な計算しかできない。
Excelならマニュアルを読めば簡単な計算はできるため、特に指導員の指示がない限り、Excelで計算した方が作業効率も上がって、作業自体も楽になる。