R言語における%+%の意味

Question

現在、とある参考書に沿ってコードを写し書きしているのですが、その中でggplotを活用してグラフを描画する作業があります。
まず初めに、以下のようなコードを活用して描画をしました。ggplotでデータを指定し、表示形式、表示する数値及びラベルを指定し、グラデーションの色や濃度などもこのコードの中で示しております。

count_plot <- mussina %>%
  ggplot(aes(x = strikes, y = balls, fill = value))+
  geom_tile() + geom_text(aes(label = round(value,3))) +
  scale_fill_gradient2("tOPS+", low="grey10", high = crcblue,
                       mid = "white", midpoint = 100)

その後、上記コードで使ったデータに変わって新しいデータを使用する為にcount_plotを更新しようとします。
それを実行しようとしたときのコードは以下の通りです。

count_plot %+% run_value_by_count + scale_fill_gradient("xRV", low= "grey10", high = crcblue, mid = "white")

ここで使用されている『%+%』はいったいどのような役割を果たしているのでしょうか。Rでよく使用されている%>%との関係性はあるのでしょうか。

以上、お手数ですがご回答いただけると幸いです。

Answer 1

Rにおいて%なんちゃら%というのは（全部ではありませんが多くの場合）ライブラリの中で独自に定義されている演算子です。この%+%はggplot2がもたらしている演算子で、その実体を知りたければコマンドラインから単に呼び出してみればいいです。

> ggplot2::`%+%`
function (e1, e2) 
{
    if (missing(e2)) {
        abort("Cannot use `+.gg()` with a single argument. Did you accidentally put + on a new line?")
    }
    e2name <- deparse(substitute(e2))
    if (is.theme(e1)) 
        add_theme(e1, e2, e2name)
    else if (is.ggplot(e1)) 
        add_ggplot(e1, e2, e2name)
    else if (is.ggproto(e1)) {
        abort("Cannot add ggproto objects together. Did you forget to add this object to a ggplot object?")
    }
}

さらに詳しく「役割」を知りたければ

?ggplot2::`%+%`

でヘルプを見ましょう。

Comments

[aoichi]

ご丁寧にありがとうございました。
Rをはじめたばかりで、?によるヘルプも知りませんでした。今後活用してみたいと思います。

Answer 2

ソースを全て見たわけではないですが、おそらくこういうことでは？

> "%+%" <- function(x, y) x <<- x + y
> x <- 3
> x %+% 4
> x
[1] 7
>