x-redirect-by: WordPress、wwwありURLからwwwなしURLへのリダイレクトはどこで設定している？

Question

CentOS、nginx、WordPressを使っています。

/etc/nginx/conf.d/xxx_http.conf
/etc/nginx/conf.d/xxx_ssl.conf
などのファイルを使って、
httpからhttpsにリダイレクトしたり、
https://www.mydomain.comを
https://mydomain.com
にリダイレクトしたりしています。

しかし、wwwありからwwwなしのURLへのリダイレクト設定をnginxの.confファイルから削除した場合でも、リダイレクトが勝手に行われることに気づきました。

Chromeのデベロッパーツールで確認したところ
Response Headerのところに
x-redirect-by: WordPress
というのを発見しました。

どうやら、WordPressの機能でwwwありからwwwなしにリダイレクトをしているようです。

これだと、nginx側の設定によっては
nginxで、wwwなし→wwwありにリダイレクトして
wordpressで、wwwあり→wwwなしにリダイレクトして
リダイレクトが無限ループになるんじゃ？

「WordPress リダイレクト」でGoogle検索すると
.htaccessの情報ばかり出てくるけどapacheの制御ファイルなので、nginxには関係なさそう。

/wp-includes/pluggable.php
というファイルの中にX-Redirect-Byという文字を見つける。
しかし、wwwありからwwwなしにURLを書き換えるという作業をやっているようには見えない。
コードが読解できていないだけなのか、そもそもこのファイルではないのか判断できず。

そこで、質問です。

WordPressのwwwありからwwwなしのURLへリダイレクトする機能、
オン／オフを切り替えたり、
「wwwあり→wwwなし」ではなく、「wwwなし→wwwあり」に切り替えたり、
設定を変更するには、どこをどういじればいいのでしょうか？

Comments

[yukky1201]

リダイレクトするプラグインは利用していませんか。

[teraha]

WordPressインストール直後のプラグインもテーマも触っていない状態でリダイレクトが発生しています。

Answer 1

WordPressはredirect_canonicalが有効になっていたら
管理画面で登録されているホームURLを基準に
各頁のパーマリンクURLなどにリダイレクトされます

実際にリダイレクト処理を行いheaderに
X-Redirect-By:つけてるのはwp_redirectです

Comments

[teraha]

/wp-includes/canonical.phpというファイルの中に下記を見つけました。

// www.example.com vs. example.com
$user_home = parse_url( home_url() );
if ( ! empty( $user_home['host'] ) ) {
$redirect['host'] = $user_home['host'];
}

parse_url( home_url() )
でデータベースのwp_optionsテーブルにあるsiteurlの値を持ってきているみたいです。

wwwを付加するとか、wwwを取り除くとかじゃなく、
「ホスト名をsiteurlの値で上書き」
という単純な動作ですね。

この後、細かい条件判定と処理が続くんですが
・siteurlにwwwありURLを書いていたら、wwwなし→wwwありURLにリダイレクトされる
・siteurlにwwwなしURLを書いていたら、wwwあり→wwwなしURLにリダイレクトされる
と覚えておけば大丈夫そうです。