JSON形式の大量データをChart.jsで表現する際の最適解が知りたい

Question

前提・実現したいこと

動画表示サイトを作成しており、サイトにアクセスするたびにアクセスデータを取得しています。
取得したアクセスデータをChart.jsに一週間24時間棒グラフで表現しようと思い、サーバサイドからJSON形式でデータを送信し、実現はできたのですがアクセスデータが大量になった際に何万～何十万以上のループが発生してしまいます。
パフォーマンス的によくないと思うのですが何か最適解ありますでしょうか？

JSON

例
[
  {
    "id": 0,
    "access_time": "2021-2-16 00:00:00.000"
  },
  {
    "id": 1,
    "access_time": "2021-2-16 00:00:00.000"
  },
  {
    "id": 2,
    "access_time": "2021-2-16 00:00:00.000"
  }
]

該当のソースコード

// Chart.jsのラベルデータ作成
var label_data = [];
var base_date = new Date();
// 1週間前の日付作成
base_date.setDate(base_date.getDate() - 6);
// 1週間分ループ
for (let index = 0; index < 7; index++) {
    // 24時間分ループ
    for (let time_index = 0; time_index <= 23; time_index++) {
        var time_label = new Date(base_date.getFullYear(), base_date.getMonth(), base_date.getDate(), time_index, 0, 0);
        label_data.push(time_label);
    }
    base_date.setDate(base_date.getDate() + 1);
}

※以下処理で7日24時間アクセス回数分のループ処理が発生します。
analysisに上記JSONデータが入っています。

// chartに設定するデータ作成関数
function createChartData(analysis, label_data){
    var data = [];
    // Chart.jsに表示しているラベル分ループする
    for (let label_index = 0; label_index < label_data.length - 1; label_index++) {
        // 比較する最初の時間
        start_datetime = label_data[label_index];
        // 比較する2番目の時間
        second_datetime = label_data[label_index + 1];
        
        // analysisのアクセス時間判定、日時がマッチするとカウント+1
        var access_count = 0;
        analysis.forEach(target => {
            if(start_datetime < new Date(target.access_time) && new Date(target.access_time) <= second_datetime){
                access_count = access_count + 1;
            }
        })
        data.push(access_count);
    }
    return data;
}

// チャート作成
function createChart(label_data, data){
    var ctx = document.getElementById("chart");
    var myBar = new Chart(ctx, {
        type: 'bar',
        data: {
            labels: label_data,
            datasets: [
                {
                    data: data
                },
            ]
        },
    });
}

Answer 1

提示されているJSONが形式として間違っていますだとか、dataのキーに日付を放り込むのはそれでいいのかとか言いたい事はありますが、それはさておき。

クライアント側の前に、サーバからデータを送信する際にある程度データの量を絞り込めないでしょうか。
理想としては、そのものずばり、日付ごとのアクセス数を送る。
次善策で日付の範囲を絞って送信する。など。

サーバ側に手を入れられず、クライアント側で何とかするしかないというのであれば、こんなのでどうでしょうか。

function createChartData(analysis,label_data)
{   //カウント数保管用オブジェクトを準備
    const count = {};
    label_data.forEach(v=>count[v]=0);

    //カウント開始。設定されたキー以外は全てNaNになるけど気にしない。
    analysis.forEach(target=>
    {
        const key = new Date(target.access_time.replace(/:.*$/,":00:00.000"));
        count[key]++;
    });

    //ラベルに対応するカウント数の配列を返す。
    return label_data.map(v=>count[v]);
}

最適解かと言われると疑問が残るレベルですが。

Comments

[te_ff]

ご回答ありがとうございます！
勉強になりました！
サーバサイドでデータを整形すること可能なのですが、同じような処理が走ってしまうと思いフロントサイドで処理をしようと思いました。
何かほかにサーバサイドでいいやり方はあるのでしょうか…？
日付に関しては絞って送信しようかと思います！

＞dataのキーに日付を放り込むのはそれでいいのか
こちら疑問が残るのですが、一般的に正しいとされているJSON形式などありましたらご教授いただきたいです。

[te_ff]

上記質問に捕捉です。
サーバサイドはPythonのDjangoフレームワークを利用しております

[AT_2nd]

JSONについてはここで。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/internet/rfc8259j.html
今は修正されていますが、JSON.parseにそのまま放り込めない文字列はJSONではないでしょう。

サーバとクライアントのどちらで処理するかは、どちらの負荷を軽くしたいとかデータの転送量を見て考えて下さい。

Pythonについては触った事すら無いのでノーコメントです。

[te_ff]

ありがとうございます！
参考になりました！