否定演算子の使い所によって結果が変わる現象について

Question

否定演算子を使った比較について疑問があり、質問させて貰いました。
例えば、以下のコードがあった場合、appleはパイナップルではないですが、コンソールには出力されません。

let apple = 'りんご'
if (!apple === 'パイナップル'){
console.log('ok')
}

しかし、以下の形では出力がされます。

let apple = 'りんご'
if (apple !== 'パイナップル'){
console.log('ok')
}

こちらはどのように違うのでしょうか？
どなたか、ご助言頂けましたら幸いです。

参照記事
・文字列比較について

Answer 1

以下のコードがあった場合、appleはパイナップルではないですが、コンソールには出力されません。

はい、演算子の優先順位の関係上、!apple === 'パイナップル'は、(!apple) === 'パイナップル'と解釈されます。

===演算全体を否定したいなら、!(apple === 'パイナップル')とする必要があります。

Comments

[maisumakun]

===は!==とできますが、inの否定は!('key' in obj)としか書けません。

[ruuuu]

ご回答ありがとうございます。
「!apple === 'パイナップル'」こちらは、「apple」の否定として、扱われるといった意味だったのですね。
> ===は!==とできますが、inの否定は!('key' in obj)としか書けません。
こちらも、大変参考になりました。

Answer 2

console.log([!apple,'パイナップル'])

とすると!appleとパイナップルが等価でないことがわかると思いますが？

Answer 3

りんごは、パイナップルじゃないですよね？

と、

りんごでないものは、パイナップルですか？

は、プログラムじゃなくても答えが異なることは理解できるかと思います。