契約してるISPから貸与されたモデムの下に、892jを接続してサブネットを増やしたいという考えでいいでしょうか。
貸与されたモデムは予めサブネットとデフォルトゲートウェイが設定されていると思います。
仮にサブネットは192.168.1.0/24、デフォルトゲートウェイは192.168.1.254とします。
その下に892jを接続し、192.168.100.0/24と192.168.200.0/24のサブネットを作成し、892jとモデムを経由してインターネット通信させたい場合は以下の設定が必要になります。
(アドレスは自分が作りたいものに置き換えて下さい)
●892jに設定する内容
・デフォルトルートをモデムのデフォルトゲートウェイ192.168.1.254に設定する
・モデムと接続するポートに192.168.1.0/24の範囲の固定IPアドレスを振る またはモデムがDHCP有効の場合DHCPクライアント機能でアドレスを振られるように設定
・192.168.100.0/24のセグメントのVLAN100を定義する
・192.168.200.0/24のセグメントのVLAN200を定義する
・VLAN100のセグメントに所属させたいポートにVLAN100設定を入れる
・VLAN200のセグメントに所属させたいポートにVLAN200設定を入れる
・VLAN100、VLAN200のSVI(そのセグメントのデフォルトゲートウェイアドレス)をそれぞれ設定する
●モデムに設定する内容
・192.168.100.0/24,192.168.200.0/24へのスタティックルートの設定
上記は結構設定する行数が多く、躓くポイントはいくつもあるので、下記の順番で小さい範囲から確認していくといいと思います。
0. 892jに192.168.100.0/24のセグメントのVLAN100を定義し、スイッチングポートに割り当て、VLAN100のセグメントのIPに設定したPCを2つ接続し、892jを経由したPC⇔PCの間でping疎通を確認
0. 892jのVLAN100にSVIを定義して、PC⇔892jの間でping疎通を確認
0. 892jに192.168.200.0/24のセグメントのVLAN200とSVIを定義しスイッチングポートに割り当て、VLAN100のセグメントのIPに設定したPC1、VLAN200のセグメントのIPに設定したPC2をそれぞれ接続し、PC1⇔PC2の間でping疎通を確認
0. 892jのルーテッドポートに192.168.1.0/24の範囲の固定IPアドレスを振るかDHCPクライアント機能でアドレスを振られるようにし、892j⇔モデムのデフォルトゲートウェイ192.168.1.254とping疎通を確認
5.VLAN100に属するIPのPCまたはVLAN200に属するIPのPCから192.168.1.254に対してPing疎通を確認
6.VLAN100のPCからインターネットに繋げられるか確認
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