SUMIFS関数内での配列表現について

Question

前提・実現したいこと

GoogleスプレッドシートのSUMIFS関数の条件内で論理和を使って合計を行いたい。

試したこと

下画像のように入力されているスプレッドシートに対して、

=ArrayFormula(SUM(SUMIFS(B1:B3,A1:A3,{"あ","い"})))

と入力すると、本来は1+2で3という結果を得たかったのですが1が返ってきました。
また、試しにSUMIFSではなくSUMIFを使ってみました。

=ArrayFormula(SUM(SUMIF(A1:A3,{"あ","い"},B1:B3)))

と入力すると希望通りに3という結果が得られました。
Excel(2016)ではSUMIFだけではなくSUMIFS内でも配列表現を利用して合計ができたのですが、Googleスプレッドシートの仕様ではSUMIFでは配列が使えてもSUMIFSでは使えないのでしょうか。
分かりやすくするために上記の例ではSUMIFSでも単一条件で書いていますが、実際は複数条件がある為にSUMIFではなくSUMIFSを使いたいです。

=SUMIFS(B1:B3,A1:A3,"あ")+SUMIFS(B1:B3,A1:A3,"い")

と記述すれば希望通りの結果が得られますが、実際のシートでは集計対象とする種数が多いためSUMIFS関数を大量に利用することになってしまい、シートが重くなることを懸念しています。

適した記述方法があればご教示よろしくお願いいたします。

Answer 1

kuma_kuma_さんも検証されてますが、Googleスプレッドシートの ArrayFormula は、SUMIFやCOUNTIFだと機能するのに、SUMIFSやCOUNTIFSなどIFS系では動きません。

実際は質問で記載されている以外にも列があるとのことで、
列によっては OR条件もある ＆ 複数の列の条件に合致する 合計値の算出を SUMIFS以外の方法でとなると、
FilterとSUMを組み合わせる方法があります。

Filterでの OR は、 +を使って記述できます。

=SUM(FILTER(B:B,(A:A="あ")+(A:A="い")))

Comments

[wefee]

Filter関数って抽出して表示するだけではなくて集計にも使えたんですね。
直感的に分かりやすそうです。

ありがとうございました。

Answer 2

確認してみました

=SUM(SUMIFS(B1:B3,A1:A3,{"あ","い"}))
結果 3

=SUM(SUMIFS(B1:B3,A1:A3,{"あ","い"}))
結果 1

どうも複数条件指定でもはじめにHitした値で集計するみたいです
この場合"あ"

よって提示されている方法

=SUM(SUMIFS(B1:B3,A1:A3,"あ") + SUMIFS(B1:B3,A1:A3,"い"))
結果 3

となりますが

これが一番良いかと

=SUMPRODUCT((A1:A3={"あ","い"})*B1:B3)
結果 3

Comments

[wefee]

SUMPRODUCTでは配列表現が使えるんですね。
あとは*で他の条件を書けば論理積も表現できそうですね。

ありがとうございました。