PostgreSQLでUPDATE時integer型カラム=''とするとエラーになります

Question

問題のない環境
OS: Debian 5.0.10
WEB: Apache 2.2.27
LNG: Perl 5.10.0　DBI:1.631　DBD:1.32
DB: PostgreSQL 7.2.6

問題が発生する環境
OS: CentOS 7
WEB: Apache 2.4
LNG: Perl -　DBI:-　DBD:-
DB: PostgreSQL 12

例：
$conn->do("UPDATE tblName SET integerColomun='', stringColomun='' WHERE id='$LOGINID'");

上記例文を実行すると、古い環境ではinteger型のカラムに0が保存されるのですが、リプレース用に新規構築したサーバでは「ERROR: invalid input syntax for type integer: "" LINE 1」となります。

プログラムソースコードを出来るだけ変更せずに新サーバに移行したいので、設定で変えられると非常に助かるのですが、何かご存じの方がおられましたらアドバイスいただけますと幸いです。

Answer 1

8.0から数値型への空文字の代入は警告扱いとなり、9.0で無効となりました。
設定項目に該当する項目は見当たりませんので、プログラム改修が必要になりますね。

Answer 2

旧DBも動作しているなら、新旧のDBに対してpsqlコマンドで直接そのSQLを実行してみてはどうでしょう。(もちろん$LOGINIDは影響のない値にして)

DBIのdoメソッドは基本的にSQLを解釈しないはずので、DBI/DBDのバージョンが影響しているとは考えにくいですが、直接SQLを実行してみた方が確実だと思います。

Comments

[teratailmacr2]

ご回答ありがとうございます。

直接実行してみたところ、旧サーバではinteger型カラムは「0」として登録されましたが、新サーバでは「ERROR: invalid input syntax for type integer: ""」とエラーになりました。

これでPostgreSQLの違いと言う事が明確になりましたが、こんどは別の問題も出てきました。。。

my $sth = $con->prepare("UPDATE tblName SET integerColomun=?, stringColomun=?' WHERE id=?");
$sth->execute($int, $str, $id);

上記の様な実装の場合、$intに数値が入っていれば問題ないのですが、入っていない場合、同様のエラーが発生します。

もちろんプログラム側で明示的に0を代入するなりすれば良いのでしょうが、システムの規模が大きく全てのプログラムソースを修正してデバッグしている時間がありません。

何か良い解決策がありましたら、ご教示いただけますと幸いです。

[harrek]

DBIは基本的にデータに介入しないはずなので、DBIに何かオプションをつけて回避、というようなものはないと思います。

PostgreSQLは詳しくないので分かりませんが、二分探索でどのバージョンから動かなくなったかを調べて、そのバージョンのリリースノートのようなものを見れば回避方法が載っているかも知れません。

Answer 3

ソフトウェアはバージョンが新しくなるとチェックがシビアになることはよくあることです。しっかり動作確認してください。

それにしても、今までよく古いバージョンを使っていましたね。

DB: PostgreSQL 7.2.6

Comments

[teratailmacr2]

ご回答ありがとうございます。

他社のシステムですので残念ながらバージョンが古い経緯まではわかりません。

質問の回答としては、バージョンが古過ぎるので分からないと言う事でしょうか。。

原因をお分かりになる方がおられましたら引き続きよろしくお願いいたします。

[Orlofsky]

'' はPostgreSQL 7.2.6では文字型も数値型も関係なくNULLで扱われていたけど、PostgreSQL 12では文字型と扱われるようになって数値型への代入はできないよ、って怒られるようになっただけでしょう。
最初から UPDATE ... COL1 = NULL, ... って書いておけば良かっただけのことですし。

データ型の扱いがシビアになる傾向はどのデータベースでも普通にあります。