Array.sortの際の演算子「<=>」、「-」の挙動について

Question

お世話になります。Ruby技術者認定試験合格教本Goldの問題において理解できない部分があったので質問します。

###問題のコード

x = ["abc", "defgk", "lopq"]

p x.sort{ |a, b| a.size <=> b.size } #=> ["abc", "lopq", "defgk"]
p x.sort{ |a, b| a.size - b.size }   #=> ["abc", "lopq", "defgk"]

#どちらも同じ実行結果です。

###わからなかった点

このsortメソッドの挙動についてですが、リファレンスを読んでも、どのように並び替えが起きているのかが理解できませんでした。

例えば<=>を使用した場合ですが以下のような認識であっていますでしょうか？

1. • a.sizeとb.sizeで、それぞれの文字列のサイズを抽出
2. • ブロック引数|a, b|にabcとdefgkが代入される
3. • その値が<=>によって負、0、正のどれかに評価される
4. • 負であればabc、defgkと並ぶことが確定する
5. • 引き続き、defgkとlopgが評価される
6. • ...続く

そしてなぜa.size - b.sizeで<=>と同じような並び替えが起きるのかも理解できませんでした。お手数ですが、何か理解するためのヒントをいただければ幸いです。よろしくお願いします。

Answer 1

例えば<=>を使用した場合ですが以下のような認識であっていますでしょうか？

はい。

そしてなぜa.size - b.sizeで<=>と同じような並び替えが起きるのか

<=>は「正か0か負か（はたまたnilか）」だけが問題となる演算です。a.size - b.sizeの結果は、この「正か0か負か」という意味ではa.size <=> b.sizeと一致します。

Comments

[shinjia305]

いつもありがとうございます。再度自分で調べて挙動も確認してみようと思います。