swiftのURL()がなにものなのかがわかりません。

Question

let url : URL = URL(string:"https://example.com/example.html")!

以上の様な当たり前のコードがあるのですが、URL()が理解ができません。

例えばPHP言語では（そもそもURLという型がないと思うのですが）以下の様に記述します。実際には文字列として扱っていると思います。

$url = "https://example.com/example.html";

swiftにはurl型があってurl:URLと指定しているのはわかるのですが、
URL()の表現がわかりません。
①url:URL型指定するだけでは足りずURL()を使用している理由はなんでしょうか？
②また、これは何かのクラスや構造体のメソッドなのでしょうか？

URL()のところからJump to definitionしてみたのですが、ヒントの様なものが得られず、お尋ねさせていただきました次第でございます。

よろしくお願いもうしあげます。

Answer 1

URL(⋯) では URL 型のインスタンスを生成しています。

回答 ②

URL(string:"https://example.com/example.html")! は、URL 型が持っている イニシャライザー を実行しているコードで、次のように書き換えることも可能です。

let url : URL = URL.init(string:"https://example.com/example.html")!

この書き方にすれば、カーソルを .init のところに合わせて Jump to definition もできるので、そうやって定義を眺めてみると何か掴めるかもしれません。

回答 ①

Swift では原則的に、代入式 左辺 = 右辺 の両辺は同じ型にする必要があります。

左辺 let url : URL で、変数 url の型が URL と指定されているので、右辺にも URL 型の値を指定する必要があります。単に "https://example.com/example.html" だけだと String 型の値になってしまうため、URL 型のイニシャライザーを使って、文字列から URL 型の値を生成しています。

Comments

[pegy]

ありがとうございます、よくわかりました。また、initを使ってDefinitionも確認することができました。

一つ、お話が逸れてしまって、この機会にお尋ねしたいのですが、initを調べる時にエディターエリアの上部に M init(string:)の様に、initの説明についてMの枕文字がついていて、これでは予測変換する時にも、Tやfなどがついていたりもすると思います。
MethodやグローバルでのFunctionを表現していたりするのかと思いますが、これらすべてのものが理解できているわけではないので、リストの様な物を探しているのですが、その様なものはあるのでしょうか？

ご存知であればご教示いただきたく、お願い申し上げます。

[TomohiroKumagai]

言われてみれば、シンボルの種類を意味する記号のリストの存在は把握していないです。かつて「Xcode 5 徹底解説」という本を書いた時に、その 18 ページでそのようなリストを掲載したことはあったのですけれど、これも今となっては古すぎて現在とはちょっと違っていそうです。

どんな枕文字があるかを調べて Qiita 等にまとめてみるのも面白いかもしれませんね。

[pegy]

承知いたしました！
ありがとうございます。

Answer 2

URL - Foundation | Apple Developer Documentation

まあ、てきとーにぐぐれば解説が出てくると思いますが、URLクラスでやったほうがいろんな便利なメソッドが使えるってことでいいのでは。

Comments

[pegy]

コメントありがとうございます。理解することができました。