DeleteObject関数を使用していないのに、メモリリークが起きていない

前提・実現したいこと

VS2019のパフォーマンスプロファイラーを使用してみようと思い、以下のコードを作成しました。
コード(ウィンドウプロシージャ)内でタイマーを作り、WM_TIMERでCreateBitmap関数を呼び出しています。
その時にあえてDeleteObject関数を使用しないことによってメモリ使用量を意図的に増やすような設計にしています。

なおCreateBitmap関数からの戻り値がNULLでないかどうかをチェックしていますが、MessageBox関数が実行されたことはありません。

発生している問題・エラーメッセージ

何度実行しても、メモリ使用量が増えていない(メモリリークが起きていない)

該当のソースコード

C言語

LRESULT CALLBACK WndProc(HWND hWnd, UINT msg, WPARAM wp, LPARAM lp)
{
static HBITMAP hBitmap;

switch (msg){
case WM_TIMER: {
	HDC hdc = GetDC(hWnd);

	hBitmap = CreateBitmap(10000, 10000, 1, 1, NULL);
            if( hBitmap == NULL ){
                 MessageBox(hWnd, TEXT("ERROR"), NULL, MB_OK);
            }

	ReleaseDC(hWnd, hdc);
}
	break;
case WM_CREATE:
	SetTimer(hWnd, 1, 100, NULL);
	break;
case WM_DESTROY:
	PostQuitMessage(0);
	break;
default:
	return DefWindowProc(hWnd, msg, wp, lp);
}

return 0;

}

試したこと

CreateBitmap関数だけでなく、CreateCompatibleBitmap関数などの他のビットマップ作成関数も使ってみましたが、
同じような結果しか得られませんでした。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

ここにより詳細な情報を記載してください。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

CreateBitmapを使用するからと言って、即、目に見えるメモリの消費につながるとは限りません。

CreateBitmap function - Windows Dev Center

指定の幅、高さ、ビットマップ長を指定して領域を予約するだけで、実際に使う段にならないとメモリの確保などは行われていないかもしれません。その辺りの具体的な動きはWindowsのカーネルの一部であるGDI32の実装に依存するので、分かりません。では何が解放されず、リークし続けているかと言うと、Windowsの貴重なカーネルリソースの一部である「GDIオブジェクト」です。ですので、メモリリークと言うよりはリソースリークと言って良いでしょう。タスクマネージャーで当該プロセスの「GDIオブジェクト」の使用数を観察すると、当該コードで解放されずに順調に（笑）増え続けていることが分かります。