angularCLIのみグローバルにインストールするような開発スタイルはありますか？

Question

angularCLIのみグローバルにインストールするような開発スタイルはありますか？

angular × vs codeで開発をしています。
環境構築中に以下の疑問が浮かんできたので、どなたか回答をいただきたいです。

大体の開発プロジェクトではnpmインストール先をローカルにすることで、package.jsonを作成しプロジェクトごとにライブラリのversionを焼き付ける（表現があっているか不安）方式で、簡単に同一の環境を構築するのが標準だと聞きました。

自分は趣味で個人開発をしているだけなので、全てグローバルインストールで困ってはいないのですが、企業での開発ではangularCLI等の直接アプリの動作には関係のないパッケージもローカルインストールすべきなのでしょうか？

Answer 1

Angular CLIの場合、ng newしてAngularプロジェクトを生成するためにグローバルインストールするのがごくごく一般的です。上記コマンドでAngularプロジェクトを生成すると、自動でローカルにもCLIがインストールされます。

ローカルにもインストールされる ここが肝でして、例えばv9.1.0のCLIでプロジェクトを生成した場合、ローカルにインストールされるCLIもv9.1.0になるわけですが、その後グローバルのCLIをv9.2.0にアップデートするとします。グローバルとローカルでバージョンの差異が発生するわけですが、この状態でグローバルのCLIを使ってng serveで開発サーバーを立ち上げた場合、自動でバージョン差異を検知して、ローカルのCLIを使ってくれます。

したがって、あえてAngular CLIをローカルインストールする必要はありません。

Answer 2

企業での開発ではangularCLI等の直接アプリの動作には関係のないパッケージもローカルインストールすべきなのでしょうか？

複数の開発同士で干渉する可能性を考えてください。

• 複数の案件を同じマシン環境で走らせる場合→Angularのバージョンが案件ごとに違う場合を考えれば、ローカルインストールのほうが適切です。
• 案件ごとに仮想マシンを建てる場合→グローバルインストールしても特に問題はありません。