docker-compose.ymlのservices下に記述された各サービス名の意味

Question

前提・実現したいこと

Laravelの環境をDockerで構築する、ということを試みているものです。

その際、こちらのリポジトリからフォルダを引っ張ってきたのですが、docker-compose.ymlに書いてある記述で不明な点があるので質問させていただきました。

services下にappとwebがあると思うのですが、どういう違いがあるのかがわかりません。

.envファイルにもポート番号が別々に定義されており、それがdocker-compose.ymlでも使用されています。

app, web, db, node...など、それぞれがイメージ（サービス）単位で分けられているのことはわかるのですが、具体的にappとwebはどう違うのでしょうか。

該当のソースコード

version: "3"
services:
  app:
    build:
      context: ./docker/php
      args:
        - TZ=${TZ:-Asia/Tokyo}
    ports:
      - ${APP_PORT:-18000}:8000
    volumes:
      - ${PROJECT_PATH:-./src}:/work
      - ./docker/ash:/etc/profile.d
      - ./docker/php/psysh:/root/.config/psysh
      - ./logs:/var/log/php
      - ./docker/php/php.ini:/usr/local/etc/php/php.ini
    working_dir: /work
    environment:
      - DB_CONNECTION=mysql
      - DB_HOST=db
      - DB_DATABASE=${DB_NAME:-homestead}
      - DB_USERNAME=${DB_USER:-homestead}
      - DB_PASSWORD=${DB_PASS:-secret}
      - TZ=${TZ:-Asia/Tokyo}
      - MAIL_HOST=${MAIL_HOST:-mail}
      - MAIL_PORT=${MAIL_PORT:-1025}
      - CACHE_DRIVER=redis
      - SESSION_DRIVER=redis
      - QUEUE_DRIVER=redis
      - REDIS_HOST=redis

  web:
    image: nginx:1.17-alpine
    depends_on:
      - app
    ports:
      - ${WEB_PORT:-10080}:80
    volumes:
      - ${PROJECT_PATH:-./src}:/work
      - ./logs:/var/log/nginx
      - ./docker/nginx/default.conf:/etc/nginx/conf.d/default.conf
    environment:
      - TZ=${TZ:-Asia/Tokyo}

  db:
    image: mysql:8.0
    volumes:
      - db-store:/var/lib/mysql
      - ./logs:/var/log/mysql
      - ./docker/mysql/my.cnf:/etc/mysql/conf.d/my.cnf
    environment:
      - MYSQL_DATABASE=${DB_NAME:-homestead}
      - MYSQL_USER=${DB_USER:-homestead}
      - MYSQL_PASSWORD=${DB_PASS:-secret}
      - MYSQL_ROOT_PASSWORD=${DB_PASS:-secret}
      - TZ=${TZ:-Asia/Tokyo}
    ports:
      - ${DB_PORT:-13306}:3306

  db-testing:
    image: mysql:8.0
    volumes:
      - ./docker/mysql/my.cnf:/etc/mysql/conf.d/my.cnf
    tmpfs:
      - /var/lib/mysql
      - /var/log/mysql
    environment:
      - MYSQL_DATABASE=${DB_NAME:-homestead}
      - MYSQL_USER=${DB_USER:-homestead}
      - MYSQL_PASSWORD=${DB_PASS:-secret}
      - MYSQL_ROOT_PASSWORD=${DB_PASS:-secret}
      - TZ=${TZ:-Asia/Tokyo}
    ports:
      - ${DB_TESTING_PORT:-13307}:3306

  node:
    image: node:12.14-alpine
    tty: true
    volumes:
      - ${PROJECT_PATH:-./src}:/work
    working_dir: /work

  redis:
    image: redis:5.0-alpine
    volumes:
      - redis-store:/data

  mail:
    image: mailhog/mailhog
    ports:
      - ${MAILHOG_PORT:-18025}:8025

volumes:
  db-store:
  redis-store:

試したこと

「docker-compose app web」、「docker-compose サービス名 違い」など、いろいろ検索してみましたが、具体的な説明はなかったと思います...。

お手数お掛け致しますが、よろしくお願いいたします。

Answer 1

Dockerは不勉強で詳しくないのでざっくりですが
appやwebのサービス名は自由に名前が付けられたはずです

build:
context: ./docker/php
とあるので、自前でphpのDockerファイルを用意してビルドしていると思います
appなのはアプリケーションだからではないでしょうか

webですがimageにnginxとあるのでwebサーバーとしてnginxのイメージを利用するようです

なので、appではphp(Laravel)を使う設定、webではnginxの設定だと思います

抽象的で申し訳ないですが

Answer 2

端的にいえば、イメージやコンテナが作成される単位です。
このサービス名ごとにイメージが作成され、そのイメージをもとにコンテナが作成されます。
が、これはあくまでdocker-compose上の名称なので、実際に作成されるイメージ名・コンテナ名・ホスト名とは一致しません。
もし実際にこれで作成されるコンテナ間で通信をする場合などは、container_nameやhostnameで名称を具体的に定義すべきです。