まず前提として、
通常、バックグラウンドと思っている状態には以下2種類あります。
Background
アプリはバックグラウンドにあり、コードを実行しています。ほとんどのアプリはSuspendedになる過程で少しの間この状態になりますが、追加の実行時間を要求すると、しばらくの間この状態でとどまることができます。
Suspended
アプリはバックグラウンドにありますが、コードを実行していません。システムは、自動的に、そして適切なタイミングで、アプリをこの状態にします。そしてその前に通知することはありません。Suspendedのアプリはメモリ内に保持されますが、コードは一切実行しません。 メモリ不足状態のとき、システムは、フォアグラウンドアプリのための余裕を作るために、事前通知なしにSuspendedのアプリケーションをメモリから消去することがあります。
通常上記において、どんなに長引かせようと思っても3分程度でSuspend状態に移行し、コードが実行できなくなります。
Suspend状態移行回避方法
これを回避する方法として、
Suspendedにならずバックグラウンドで動作するための特別な許可を要求する必要があります。iOSでバックグラウンド動作が許されるのは、次の種類のアプリだけです。
- ミュージックプレーヤーアプリのように、バックグラウンドで音声を再生するアプリ
- バックグラウンドでも位置情報をユーザーに通知し続けるアプリ
- VoIP(Voice over Internet Protocol)をサポートするアプリ
- 最新号をダウンロードして処理する必要があるNewsstandアプリ
- 外付けアクセサリから定期的に更新情報を受け取るアプリ
その中で、位置情報を常時取得するようにしてしまう、というのがよく行われます。がリリースするようなあぷりである場合、審査を通過するのは厳しいとお考えください。
位置情報の取得
位置情報の取得は以下の記事で
緯度、軽度の書き出し処理を記載しないようなもので十分だと思います。
https://qiita.com/jpmos7/items/e32570c8acb0282b6c23
ただし、これだけのことをしてもスマホの位置が動いていないと見なされるとSuspend状態に移行します、復帰するにはスマホが動いたと見なされることが必要。
↑上記を極力避けるために、位置情報の精度を最高精度にあげます。
参考記事: https://qiita.com/usada-kumi/items/9f0faff5b614b301fb11