Rails Tutorial の14章で分からない部分があります。

Question

１４章の始めの方なのですが、「このような左右非対称な関係性を見分けるために、それぞれを能動的関係 (Active Relationship)と受動的関係 (Passive Relationship)と呼ぶことにします。」とあります。
なぜ、わざわざ能動的関係と受動的関係を分ける必要があるのですか？
Relationshipテーブルにはfollowed_idカラムとfollower_idカラムがあるので、能動的関係 (Active Relationship)と受動的関係 (Passive Relationship)と分けなくてもフォローしている側を見つけるのも、フォローされている側を見つけられるのでは？？と思ってしまいました。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

なぜ、わざわざ能動的関係と受動的関係を分ける必要があるのですか？

それが別の概念のものだからです。
そして、その概念を理解していなければ、正しい設計もできませんし、出来上がったテーブルを正しく利用することもできないからです。

最終的にはRelationshipテーブルだけで表現できますが、その前段階として概念をちゃんと整理する必要があるというだけです。

AさんとBさんの関係について

1. A→Bフォローしていない・B→Aフォローしていない
2. A→Bフォローしている・B→Aフォローしていない
3. A→Bフォローしていない・B→Aフォローしている
4. A→Bフォローしている・B→Aフォローしている

の４つの関係が状態としてありえます。

1.はどうでもいいとして、2.はAさんからBさんへの「能動的関係」のがあり、BさんにとってはAさんからの「受動的関係」がある状態です。3.はその逆で、4.は1.と2.の両方が存在します。

Relationshipテーブルでは「能動的関係」と「受動的関係」の概念がRelationshipテーブルでどちらもちゃんと表現できていますが、「フォローしている人（能動的関係）」と「フォローされている（受動的関係）」を検索する場合、それぞれ絞り込みを行うべきカラムは異なるとこがわかるはずです。

Comments

[muraishi]

ありがとうございます！