なぜsin(θ)とかではなく、わざわざ(2pi4*t)としたのでしょうか?
とくに深い意味はないと思います。
sin(x) は周期が 2π の関数ですが、sin(kx) とすると、周期が 1/k 倍になります。
sin(8πx) ということは、周期は 1/4 = 0.25 となります。
三角関数の周期の求め方と例題6問 - 具体例で学ぶ数学
sin()の中にtがかかっていますが、tのような関数をsin()中に代入することがどうして可能なのでしょうか?
t は関数ではなく、配列です。
配列を渡して sin([0, 0.01, 0.02, ..., 0.98]) とすると、その各要素ごとに sin() をとった値の配列 [sin(0), sin(0.01), sin(0.02), ..., sin(0.98)] が返り値になります。
追記
実数(2,4,pi)の中に急に配列が入ることに凄く違和感があるのですが
sin(2*pi*4*[0, 0.01, 0.02, ..., 0.98])
ということなので、
まず sin()
が呼び出される前に 8*pi*[0, 0.01, 0.02, ..., 0.98]
が計算されます。
スカラーと配列を乗算した場合、その結果は 8*pi
を要素ごとに乗算した [0, 8*pi*0.01, 8*pi*0.02, ..., 8*pi*0.98]
になります。
この配列を sin([0, 8*pi*0.01, 8*pi*0.02, ..., 8*pi*0.98])
と渡すことで、要素ごとに sin() の値を計算した [sin(0), sin(8*pi*0.01), sin(8*pi*0.02), ..., sin(8*pi*0.98)]
が返り値となり、これが y1 に代入されています。
これはsin内で別々のことをやっている(周期を乗算したりしてグラフの見え方を調整すること(2pi4の部分)と、tという配列に対するsinの値を返すことが別なのでは)ように思えるのですが、こういうこともできてしまうという解釈の仕方で問題ないでしょうか?
グラフに関する操作は sin() の行では一切やっていないです。
グラフを表示しているのはそのあとの plot(t, y1) の部分です。