トランスポート層のTCPプロトコルで,再送タイムアウト時間の決定に,ラウンドトリップタイムが使われます.ラウンドトリップタイムの定義は,セグメントを送信して,確認応答が返るまでの時間で,意味は分かるのですが,例えばパイプライン伝送で,シーケンス番号100, 2バイトのデータ,シーケンス番号102, 2バイトのデータ,シーケンス番号104, 2バイトのデータを送るとし,ACK=104の確認応答がロスした(その他は正常)という状況を考えます.このとき最初のデータと最後のデータのRTTは計測できると思いますが,2番目のデータのRTTは,2番目のデータに対応するACKが返ってこないですが,どのように計測されるのでしょうか.(あるいは計測されないのでしょうか)
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