疑似焼きなまし法を使った〇〇(〇〇はアプリケートが入ります)
とか
遺伝的アルゴリズムを用いた〇〇という表題の論文や記事をよく見ます。
実際に記事の中を読むと「メタヒューリスティクスをアプリケートし、これだけ優れたアウトプットを出した」旨の記述がされているのですが、これらって全て不自然だと思います。
というのも、メタヒューリスティクスの利点は**「使いやすいこと」だからです。「アウトプットの品質向上とか新規開発に有効である」**といった主張を見かけますけど、これって別問題にしか思えません。むしろオーバーヘッドがかかります。そもそも、他に手段があるならば、品質に関してメタヒューリスティクスは不利です。わざわざメタヒューリスティクスを使う必要性を感じません。
メタヒューリスティクスの利点を持ち上げるならば、**「作業者の残業時間を減らすことができた」とか「工費/工期を小さくできた」**といった主張になるべきです。しかし、このようなものはほぼ見かけず、アウトプットばかり取り上げられている(記事とされている)のが実情です。
最近だと、AI流行のせいかニューラルネットワークとかがまた取り上げられていますけれど、どうも怪しさを感じてしまいます。実績はあるようですけれど、何かを見落としているような気もします。ブラックボックス的な仕組みを解き明かそうとズームインばかりする試みがみられますが、私は逆にズームアウトしていくことも一手段だと思います。
メタな現象をひっくるめて「自然科学的なもの」として取り沙汰されてはいますが、どうも人為的な企み(自然でないもの)のような気がします。経済的、政治的な策略が関与しているのではないかと思って気持ち悪さを感じています。
メタな取り組みについて、皆さんのご意見聞かせてください。
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