<Buffer>とは

Question

hogehogehogehoge
abcde

//readFilePractice.js

var fs = require("fs")

fs.readFile("./hoge.txt", (error, data) => {
    if (error) {
        return console.log(error)
    } else {
        return console.log(data)
    }
})

readFilePractice.jsをnodeで実行した結果

<Buffer 68 6f 67 65 68 6f 67 65 68 6f 67 65 68 6f 67 65 0a 61 62 63 64 65>

このような結果が得られます。
これは一体なんなのでしょうか。
data.toString("utf8")
とすると、テキスト内部の文字が得られます。

Answer 1

これは一体なんなのでしょうか。

バイナリデータです。
もともとパソコンは0と1のデータしか読み書き出来ないという話はご存知ですか？

0と1が一生続くバイナリの文字列を人間が見るのは辛いので、
4文字を1セットにした16進数に変換して閲覧します。
更にこの16進数を2文字まとめて00〜FFの範囲の数値で表現したのがバイトです。

バイナリエディタというエディタでUTF-8で書かれたこんな感じのファイルを開けば同じような数値の羅列を確認出来ます。

UTF-8等の文字コードとは、
文字コードの名の通り、FFのバイトを3つ使って日本語の1文字を表現しましょうみたいなルールで変換することで、
人間が読み書き出来る文字として表現しています。

まぁ、メモリやHDDの中は人間が読む必要がないので、
こういったバイナリデータがそのままどさっと置いてあります。
単純にその方がパソコンが読み書きする時速いし、データサイズの消費量も少ないのでそうしています。

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Webアプリケーションを作るエンジニアだと中々馴染みがありませんが、
Node.js内のネイティブJavaScriptコードだけでZIPファイルの圧縮解凍をエミュレートしたい！
…みたいな用途でバイナリデータを扱えないと非常にこまるので、こういった形でサポートされています。

普段は使わないので忘れてしまっても構わないと思います。
.toString(文字コード)で文字列が取り出せるくらいに思っていれば良いと思います。

Comments

[退会済みユーザー]

なるほどです、解答ありがとうございます。
今回の場合は、中身のデータ自体は、バイナリというデータ形式になっていて、それをバッファーオブジェクト(？)が持っているような形でしょうか。

[miyabi-sun]

そうですね。
もともとJavaScriptはバイナリデータを扱う言語として設計されていませんので、
Node.jsでバイナリを扱うオブジェクトとして用意しておいて、バイナリデータの読み書きに必要な機能をメソッドとして実装しています。

[退会済みユーザー]

なるほどです。
ありがとうございます。
今回に限らず何度か解答頂いてて、感謝しております。

Answer 2

NodeのBufferクラスです。

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https://nodejs.org/api/buffer.html