Roomでの条件付け

Question

実現したいこと

カレンダーを表示しており、日付をタップするとその日付の詳細画面へ遷移します。
その日付画面で、その日付に紐づけられているレコードを表示したいです。

現状は全部のレコードをクエリして表示させています。
ここからその日付だけのレコードをクエリするように修正したいです。

そのために、LocalDateTime のカラム（datetime）を持っているのですが
datetime が該当する日付であることを条件にクエリできるようにしたいです。

※ViewModel や LiveData などは軽く見ているんですがまだ全然わかっていないので
出来る限りRoomでいきたいです。
気持ち的には、LiveData などの方がいいんだろうと思っているのですが、
（理解に時間がかかるタイプなので）かなりの時間がかかると思っていて、
一度このアプリを完成させた後に、リファクタリングの過程で取り入れていきたいと思っています。
このように、タイミングを後回しにするのは、あまり適切ではないでしょうか？
もしよろしければこちらにもアドバイスいただけますと嬉しいです。
（もしも業務として取り組むならという前提でお願いします。）

どうぞご回答よろしくお願いします。

該当のソースコード

@Dao
public interface TimeTableDao {
    @Query("SELECT id, title, is_done FROM time_tables") // 現状このメソッドを用いて、全件取得しています。
    List<TimeTableEntity> getAll();
}

@Entity(tableName = "time_tables")
public class TimeTableEntity {
    @PrimaryKey(autoGenerate = true)
    public int id;

    @ColumnInfo(name = "title")
    @NonNull
    public String title;

    @ColumnInfo(name = "datetime")
    public LocalDateTime datetime;

    @ColumnInfo(name = "is_done")
    public Boolean isDone;

    public TimeTableEntity(String title, Boolean isDone) {
        this.title = title;
        setDatetime();
        this.isDone = isDone;
    }
}

// 取得時処理
List<TimeTableEntity> returnedTimeTableEntities = new ArrayList<>();
AppDatabase database = Room.databaseBuilder(getActivity().getApplicationContext(),
AppDatabase.class, "TimeTable").build();
timeTableDao = database.timeTableDao();
returnedTimeTableEntities.addAll(timeTableDao.getAll());

public class Converters {

    @TypeConverter
    public static LocalDateTime fromDateTime(String value) {
        return value == null ? null : LocalDateTime.parse(value);
    }

    @TypeConverter
    public static String toDateTime(LocalDateTime datetime) {
        return datetime == null ? null : datetime.toString();
    }
}

Answer 1

日時を固定長の文字列として保存していれば、文字列レベルの比較で結果的に日時の比較になります。

@Query("SELECT * FROM TimeTable WHERE :start <= datetime AND datetime < :endExclusive ORDER BY datetime")
List<TimeTableEntity> getAllWithinRange(LocalDateTime start, LocalDateTime endExclusive);

このような定義なら、日付が選択されて LocalDate date に入っているとするなら

  LocalDateTime start = date.atStartOfDay();
  LocalDateTime endExclusive = start.plusDays(1);
  TimeTableDao timeTableDao = appDatabase.getTimeTableDao();
  List<TimeTableEntity> list = timeTableDao.getAllWithinRange(start, endExclusive);

でその日のデータが取れます。

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以前の質問 android room に関するエラー の回答に 私の GitHub のご案内をしましたが、そのコードは既に ViewModel と LiveData を用いて MonthFragment で選択した日のデータを DateFragment に表示するようにしてあります。

流れとしては、

1. MonthFragment: 日付を選択すると MainViewModel にセット
2. MainViewModel: 日付の更新を感知してデータベースに SELECT の実行を依頼 (DAO)
3. Room: データベースは別スレッドで SELECT を実行し、結果を予め返していた LiveData に設定
4. MainViewModel: LiveData の設定更新を受けて結果を読み、 DateFragment が表示するデータを更新
5. DateFragment: データの更新を受けてアダプタが読み、表示を更新

となります。

これにより、 MonthFragment も DateFragment もお互いを知らず、ただ ViewModel に設定するだけ /ViewModel からデータを貰って表示するだけとなり、例えばレイアウトを切り替え式にしても 2 ペイン同時表示式にしてもそのまま使えます。(画面がある程度広ければ 2 ペインになるようにしてあります。)

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一度このアプリを完成させた後に、リファクタリングの過程で取り入れていきたい

使い慣れないものはとりあえず使わないで進めたいというのはとても分かります(^^;
ですが『業務で』という話になると、自分一人で好きに書くだけでは済みません。開発は大抵チームですので、使うにしろ使わないにしろそれなりの理由を持ってチームで決め、それに従う必要があります。
「理解に時間がかかるタイプ」として、もし使うことになったらその"時間"があるでしょうか。

Comments

[tetejiro]

いつもご回答ありがとうございます。

自分で勉強する際には特に、取り入れるべき技術を都度すぐに取り入れ、
実務で必要になった際には同じように動けるようにしておく
必要があるとお話を受けて感じました。
ありがとうございます。

room に関してのご説明もありがとうございます。
流れを説明いただいたので、理解に大いに役立てることができました。
毎回本当にご丁寧に回答いただき、本当にありがとうございます。