Flutterにてcatch(e)で、e.codeを指定するとエラーが出てしまう。

Question

前提

現在Flutter＋Firebaseにてログイン画面を作成しております。
その際エラー処理を入れようと考えているのですがcatch(e)でe.codeが使えない状況になっております。

実現したいこと

catch(e)でe.codeを使用できるようにして、日本語のエラーを表示する

発生している問題・エラーメッセージ

以下の記載でe.codeのcodeの部分がAndroid Studioで赤い波線となってしまいます。
 infoText = auth_error.login_error_msg(e.code);

該当のソースコード

                    } catch(e) {
                      // ログインに失敗した場合
                      setState(() {
                        infoText = auth_error.login_error_msg(e.code);
                      });
                    }

※ auth_error.login_error_msg(e.code)はe.codeを渡して日本語のエラーに変換してもらう処理となります。

試したこと

print(e)は問題なかったのでe.codeが駄目のようです。
ネットで探してみたのですがどのサイトもe.codeが使えているようで原因がわかりませんでした。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

OS：Windows11
IDE：Android Studio
Flutter 3.0.4
firebase_auth: ^3.6.3
firebase_core: ^1.20.1
cloud_firestore: ^3.4.4

Answer 1

} catch(e) {で取得したeは構文上Objectとして認識されます。
Objectにはcodeというプロパティを持っていないので、エラーとして認識されます。
print(e)で出力できたのは、print関数String以外のオブジェクトの場合e.toString()でStringしたものを出力するためです。

この場合、eをasで適切なオブジェクトにタイプキャストするか、} on Exception catch (e) {の様に適切な例外オブジェクトとして受け取るかどちらか。

詳細はここ https://dart.dev/guides/language/language-tour#exceptions。

e.codeでうまくいったというのは、Dartの古いバージョンか、実行時解釈でうまく行っていたのか（こちらについては真偽不明）なのだろう。

なおVSCodeなどの環境でプログラムを組んでいる場合、その変数にカーソルを充てると、変数の型を見ることができるので、それを見て想定しているクラスかどうか判断するのも賢いやり方です。

Comments

[KentarouHayashi]

ご回答ありがとうございます。
ご教示いただいた内容にていろいろ調べてみたところ、　}on FirebaseAuthException catch (e) {を使用することでe.codeが使えました。返される値は想定と違いましたが、内容的にはほぼ一緒だったので現状返却される値から日本語を作成して無事に実装が完了しました。

参考になるご回答大変助かりました。ありがとうございました。