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Power Automateとは、業務プロセスの自動化を支援するRPA。Power Platformの一つで、Microsoft Flowの後身です。複数のWebサービス・システムを繋ぎ、設定しておいたフローに従って自動的にプロセスを進めます。豊富なテンプレートや直感的な操作も特徴です。

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Power Automate Desktopとは、Microsoft Power Automateの一つ。Windows上で行うキーボードやマウス操作などの組み合わせをコードなしで自動化できます。さらにPythonスクリプトの実行やAI機能連携を始め、機能も豊富です。

Q&A

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リストファイルを処理中に、処理がエラーになったExcelファイルを別フォルダに移動したのち、元のリストファイルに戻り処理を続行するアクションを組むには

lino

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投稿2022/12/12 08:59

前提

Power Automate Desktop 利用

実現したいこと

リストファイルを処理中に、処理がエラーになったExcelファイルを別フォルダに移動したのち、元のリストファイルに戻り処理を続行するアクションを組みたいです。

※意図
フロー内でA,Bという2種類のファイルをそれぞれ対応するA,Bのフォルダに入れたのちに、
アクションで色々処理しているのですが、途中で1ファイルのエラーによって処理が止まることがあります。

エラーが起こった分のファイルは後で手動で確認するとして、全てのファイルの処理が終わるまで処理を続行して欲しいのです。

発生している問題・エラーメッセージ

実現したいことを実現するためのアクションが何か分かりません。

補足情報(FW/ツールのバージョンなど)

フローイメージは添付画像の通りです。
イメージ説明

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「エラーが発生した場合に何らかの処理を実行させたい」というとき、主に次の2つの方法があります。
① 単一アクションに対する「エラー発生時」の設定
② 複数アクションをまたいだ、「ブロック エラー発生時」の設定(アクション:「フローコントロール → ブロック エラー発生時」)

①は、「ファイルの移動」や「Excelワークシートから読み取る」など、1つのアクションの実行中にエラーが発生した場合のトラップ処理を設定するものです。

②が、複数の異なるアクションの実行中のどこかで、何らかのエラーが発生した場合のトラップ処理を設定するものです。(たとえば画像のループ中など)


言葉だとわかりにくいと思いますので、以下画像を交えたサンプルで説明します。

また、①と②を比べると、今回の件でより使えそうなのは ② ですので、②から説明します。

アクション:「フローコントロール → ブロック エラー発生時」

イメージ説明

イメージ説明

事例

たとえば、ループ内の「アクティブなExcelワークシートの設定」アクションの実行中、「該当するシート名(Sheet1)がファイルの中にない」というエラーで止まってしまうことがあると仮定します。
また、他のアクションでも何らかの理由により、続行できないエラーが発生することがあると仮定します。
この場合の処理として、エラーが発生したときに読み取り処理中だったファイルを「エラーファイル」というフォルダに移動し、次のファイルの読み取りを続行させたい、とします。

1. エラー時のトラップ処理用サブフローの作成

エラー処理のサブフローを作成します。(メイン処理はあらかじめ作成済みと仮定します

1-1.サブフロー作成

Power Automate 上部のフロータブから、左端の「サブフロー」ボタンをクリックし、ドロップダウンから「+新しいサブフロー」をクリックします。

イメージ説明

1-2.エラー処理の追加

ここで、作ろうとしているエラー処理は

  • エラーの起こったファイル=シート名が見つからなかったファイルを、エラーファイルフォルダに移動したい、

というものと仮定します。

したがって、次のような処理をフローから選択します。
【Excel → Excelを閉じる】
イメージ説明
変数 Excel インスタンスは、エラーの起こったファイルのインスタンスである %ExcelInstance2% を指定します。


次に、エラーを起こしたファイルを移動させるアクションを追加します。
【ファイル → ファイルの移動】
イメージ説明

  • 移動するファイル:%CurrentItem%
  • 宛先フォルダ:エラーファイルの移動先を指定
  • 生成された変数:不要なのでスイッチをオフにします(そのままでも構いません)

 
1-2.と1-3.の操作の結果、処理概要は下の図のようになっているはずです。
イメージ説明

このサブフローの名前を「Subflow_1」としておきましょう。


2.メインフローへの、エラーブロックの設定

2-1.ブロックの設置

次に、上部タブの「Main」をクリックして、メインフローを表示させます。
左上の「アクションの検索」テキストボックスに「ブロック」と入力すると、いくつかアクションが表示されます。
イメージ説明
そのうち「ブロックエラー発生時」というアクションを、For eachループの2つ下(「アクティブなExcelワークシートの設定」)の直前にドラッグ&ドロップします。
イメージ説明

2-2. ブロックの詳細設定

ドロップすると、ブロックの設定ダイアログが表示されます。
イメージ説明

  • 名前欄には、適当な名前を入力します。(注意:半角英数字しか入力できません)

  • 真ん中右の「+ 新しいルール」をクリックして、ドロップダウンから、「サブフローの実行」を選択します。

  • さらに「サブフローの実行」コンボボックスから、1で設定したエラー処理用のサブフロー(Subflow_1)を選択します。

  • その下のオプションでは左の「フロー実行を続行する」を選択します。

  • 例外処理モード:「ブロックの末尾に移動」を選択します。

 

詳細設定後の状態
イメージ説明

2-3. ブロック終端の移動

「フローコントロール → ブロック エラー発生時」の「End」ラベルを、ループ最後のEndラベルの直前までドラッグします。
イメージ説明

移動後。

イメージ説明

これによって、”ブロック エラー発生時”ブロックで囲まれたアクション中にエラーが発生した場合、処理中のファイルが「エラーファイル」フォルダに移動され、ループの最初に戻って次のファイルが読み込まれることになります。


参考:単一アクションに対するエラートラップ設定

アクションを開き、左下の「エラー発生時」ボタンをクリックすると、同様にエラー発生時のサブフローを設定可能です。
ただしこの場合は、そのアクションでエラーが発生した場合のみ有効です。

投稿2022/12/14 11:36

編集2022/12/24 07:50
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