Q&A
記事では
sudo preupg
としているところを
sudo yum instpreupg
としているのは記載ミスでしょうか？
当然といえば当然ですが、このツールは最終更新が3年前でメンテも全くされていません。
https://github.com/amazonlinux/upgrade-modules
なので、正直あまり当てにするものでもないのかなあと…。
前提・実現したいこと
AWS EC2のサーバをAmazon Linux 1からAmazon Linux 2へアップグレードしたく、
事前検証のために下記サイトを参照してプレアップグレードアシスタントを実行しましたが、
実行途中で異常終了してしまいました。
https://dev.classmethod.jp/articles/al1toal2assistant/
検証が行えていない状態のため、異常終了する状態を解消したいことが目的です。
知識不足で申し訳ありませんが、不足情報・わかりづらい表現等ございましたらご指摘いただけますと幸いです。
大変お手数をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。
発生している問題・エラーメッセージ
上記URLの記事を参照し、プレアップグレードアシスタントをインストール後、
アシスタントの実行コマンドを押下したところ、途中で以下エラーが出て異常終了しました。
bash
1001/006 ...running (Grub 2)The provided file is not a valid XML file 2The provided file is not a valid XML file
正常終了したときに生成されるはずの以下ファイルも生成されていないため、
上手く実行できていない状況と思われます。
/root/preupgrade/result.html
アシスタント実行時の表示
[ec2-user@＊＊＊＊＊＊＊ current]$ sudo yum instpreupg The Preupgrade Assistant is a diagnostics tool and does not perform the actual upgrade. Do you want to continue? [Y/n] Y Gathering logs used by the Preupgrade Assistant: All installed packages : 01/10 ...finished (time 00:00s) All changed files : 02/10 ...finished (time 00:37s) Changed config files : 03/10 ...finished (time 00:00s) All users : 04/10 ...finished (time 00:00s) All groups : 05/10 ...finished (time 00:00s) Service statuses : 06/10 ...finished (time 00:00s) All installed files : 07/10 ...finished (time 00:01s) All local files : 08/10 ...finished (time 00:26s) All executable files : 09/10 ...finished (time 00:28s) Red Hat signed packages : 10/10 ...finished (time 00:00s) Assessment of the system, running checks / SCE scripts: 001/006 ...running (Grub 2)The provided file is not a valid XML file The provided file is not a valid XML file [ec2-user@＊＊＊＊＊＊＊ current]$
試したこと
- エラーメッセージ等で検索しましたが何も出てこず
- プレアップグレードアシスタントでのエラー事例を検索したが、エラー事例自体を見つけられず
補足情報
ちなみに、インストールは以下の通り成功しているようです。
[ec2-user@＊＊＊＊＊＊＊ current]$ sudo yum install -y preupgrade-assistant preupgrade-assistant-al1toal2 読み込んだプラグイン:priorities, update-motd, upgrade-helper Repository dperson-neovim is listed more than once in the configuration 1116 packages excluded due to repository priority protections 依存性の解決をしています --> トランザクションの確認を実行しています。 ---> パッケージ preupgrade-assistant.noarch 0:2.6.0-1.0.amzn1 を インストール --> 依存性の処理をしています: openscap-utils >= 1.0.8 のパッケージ: preupgrade-assistant-2.6.0-1.0.amzn1.noarch --> 依存性の処理をしています: openscap-engine-sce >= 1.0.8 のパッケージ: preupgrade-assistant-2.6.0-1.0.amzn1.noarch --> 依存性の処理をしています: openscap >= 1.0.8 のパッケージ: preupgrade-assistant-2.6.0-1.0.amzn1.noarch --> 依存性の処理をしています: pykickstart のパッケージ: preupgrade-assistant-2.6.0-1.0.amzn1.noarch ---> パッケージ preupgrade-assistant-al1toal2.noarch 0:0.0.1-1.amzn1.1 を インストール --> トランザクションの確認を実行しています。 〜中略〜 依存性を解決しました ================================================================================================================================================================================ Package アーキテクチャー バージョン リポジトリー 容量 ================================================================================================================================================================================ インストール中: preupgrade-assistant noarch 2.6.0-1.0.amzn1 amzn-updates 220 k preupgrade-assistant-al1toal2 noarch 0.0.1-1.amzn1.1 amzn-updates 16 k 依存性関連でのインストールをします: 〜中略〜 トランザクションの要約 ================================================================================================================================================================================ インストール 2 パッケージ (+11 個の依存関係のパッケージ) 更新 ( 4 個の依存関係のパッケージ) 総ダウンロード容量: 12 M Downloading packages: 〜中略〜 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 合計 13 MB/s | 12 MB 00:00:00 Running transaction check Running transaction test Transaction test succeeded Running transaction 〜中略〜 インストール: preupgrade-assistant.noarch 0:2.6.0-1.0.amzn1 preupgrade-assistant-al1toal2.noarch 0:0.0.1-1.amzn1.1 依存性関連をインストールしました: elfutils.x86_64 0:0.168-8.19.amzn1 elfutils-libs.x86_64 0:0.168-8.19.amzn1 gdb.x86_64 0:7.6.1-64.33.amzn1 openscap.x86_64 0:1.2.17-2.6.amzn1 openscap-containers.noarch 0:1.2.17-2.6.amzn1 openscap-engine-sce.x86_64 0:1.2.17-2.6.amzn1 openscap-scanner.x86_64 0:1.2.17-2.6.amzn1 openscap-utils.x86_64 0:1.2.17-2.6.amzn1 pykickstart.noarch 0:1.99.66.18-1.3.3.amzn1 rpm-build.x86_64 0:4.11.3-40.79.amzn1 rpmdevtools.noarch 0:8.3-5.17.amzn1 依存性を更新しました: rpm.x86_64 0:4.11.3-40.79.amzn1 rpm-build-libs.x86_64 0:4.11.3-40.79.amzn1 rpm-libs.x86_64 0:4.11.3-40.79.amzn1 rpm-python27.x86_64 0:4.11.3-40.79.amzn1 完了しました!
また、せっかくAmazon Linux2にしてもそのAmazon Linux2も来年6月末がサポート期限です。
https://aws.amazon.com/jp/amazon-linux-2/faqs/
個人的にはこのツールよりもサーバに載せたいものがきちんと動くかどうかをテストすることをもって問題ないかを確認すべきかと思います。
ご回答いただき誠にありがとうございます。
＞sudo preupg
こちらは実際の実行時にもyumをつけてしまっていましたので、修正して実行してみます。
また、メンテが暫くされていない件も、そうですね、、
あまり詳しい人が周りにおらず、仕様が残されていないものを引き継いだ直後で知見が少なかったので利用してみようと思いましたが、ツールは参考程度にし、
基本的には、最低限サーバに載せたいものがきちんと動くかどうかをテストすることをメインにして考えようと思います。
＞Amazon Linux2も来年6月末がサポート期限
こちらは存じ上げておりませんでしたので、考慮したいと思います。ありがとうございます。
次のバージョンはAmazon Linux2022ですが、残念ながらこちらはまだ正式リリースされていません。
今は移行を考えるには微妙なタイミングではあります。
https://aws.amazon.com/jp/linux/amazon-linux-2022/
ただ、古いAmazon Linuxはとっくにサポート切れなのでセキュリティリスクを考慮すると一旦Amazon Linux2に置かざるを得ないかなとは思います。
ありがとうございます。
Amazon Linux2022は初めて知りました。
自社のWebサービス運用なので移行はしやすいのですが、
直近でとあるセキュリティ基準を満たすため・AWS Systems Managerなどを使えるようにする等の理由で、Amazon Linux2にする必要が出てきた次第でした。
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