クラスインスタンス変数を使ってDBアクセスを減らす方法

Question

Policy(規約）というモデルがあり、versionというカラムを持っています。
最新の規約バージョンを取得したいとき、一般的にはscopeを使うと思います。

ですが、scopeだと毎回DBにアクセスしてしまうので頻繁に使う場合好ましくありません。
そこでクラスメソッドを定義して、クラスインスタンス変数に代入する形にすればよいのではと思いました。

ですが、ネットで検索してもクラスインスタンス変数をつかったこのような手段は見つからず、何かしらの理由があって使われていないのかなと思ったのですが、理由がわかりません。
非常に良い手段だと思ったのですがいかがでしょう？

class Policy < ApplicationRecord

 # 一般的な手段、毎回DBアクセスしてしまう
  scope :latest_version -> { maximum(:version) }

 # これならDBアクセスを減らせる？
 def self.latest_version
   @latest_version ||= maximum(:version)
 end

end

Policy.latest_version #=> 10

Answer 1

何かしらの理由があって使われていないのかなと思ったのですが、理由がわかりません。

本番サーバでは、クラスはサーバ起動時に作られてそれっきりなので、データベースを更新してもlatest_versionが更新されません。

もちろん、「Policyの更新を画面内から行うことはなく、サーバ再作成を伴うデプロイ処理でしか更新されない」というのであればこの構造もありです。

Comments

[maisumakun]

一定時間でタイムアウトするようなキャッシュを作りたい場合、Rails.cacheがあります。

https://railsguides.jp/caching_with_rails.html#%E4%BD%8E%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

[thesnowman]

ありがとうございます！！

なるほど、そんな理由が、、
Rails.cacheもありがとうございます。

重ね重ねになって恐縮なんですが、リクエストごとにDBにアクセスしなおして、ひとつのリクエストに対する処理内ではDBから一度取得したのが共有されるようにしたい場合のやり方ってありますでしょうか？

[thesnowman]

maisumakunに送ってもらったページに以下のようにありました。リクエスト単位でのキャッシュはデフォルトで行われているかもしれません。確かめてみます。

>1.8 SQLキャッシュ
>Railsのクエリキャッシュは、各クエリによって返った結果セットをキャッシュする機能です。リクエストによって
>以前と同じクエリが発生すると、データベースへのクエリを実行する代わりに、キャッシュされた結果セットを利用>します。
>データベースに対して同じクエリが再度実行されると、実際にはデータベースにアクセスしません。1回目のクエリ
> では、結果をメモリ上のクエリキャッシュに保存し、2回目のクエリではメモリから結果を読み出します。
https://railsguides.jp/caching_with_rails.html#sql%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

[thesnowman]

結論、キャッシュからいけてました！！

簡略化してますが、
例えばUser.allを４回実行すると以下のようになりました。ありがとうございました！
```
User Load (2.7ms) SELECT * FROM "users"
CACHE User Load (0.1ms) SELECT * FROM "users"
CACHE User Load (0.1ms) SELECT * FROM "users"
CACHE User Load (0.1ms) SELECT * FROM "users"
```