仮想ディスクイメージファイルを分割することのメリット

Question

VirtualBoxやVMwareの仮想マシンを作成する場合に、一つのHDDに対するイメージを複数のファイル（vdiやvmdk等）に分割することがデフォルト設定の場合がありますが、仮想ディスクイメージファイルを分割することのメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

性能的なものかなとも思いましたが、通常は複数の仮想ディスクイメージファイルは同一のHDD上にあるので、ファイルを複数に分けて性能が向上する理由は思いつきません。仮想ディスクイメージファイルはサイズが大きいので、複数に分けることで一つ一つのファイルサイズが小さくなるので、扱いやすくなるという理由はあるかと思います。

私が想像した理由は上記のようなものですが、仮想ディスクイメージファイルを分割することのメリットはどのように考えられているのでしょうか?

Comments

[YT0014]

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Answer 1

私は分割をある程度細かくできることも望ましいと考えています。
理由は「変更されたところ」のみを細かく取得できるからです。

VirtualBoxなどでもそうですが、仮想ディスクを分割する時は2GB単位となっています。
そしてこのご時世ですので、クラウドストレージにアップロードして同期を取りながら使うことになるのですが、その中の1ビットを変更しても2GBが変更単位となるため、アップロード・ダウンロードの単位が2GBになってしまいます。え、そんなもんオンラインストレージに置くなって? 数GBのイメージをキャッシュレベルならともかく恒常的に置いておくほうがどうなの? という極端な考え方です。
オーバーヘッドが発生することは間違いありませんが、100MB程度で分割するようにしても今の性能(SSDなど)で十分カバーできるのではないかと思います。

もちろん変更点(diff)のみで更新できるような仕組みがあれば分割は不要かもしれませんが、差分抽出残すとが今度はローカルにのしかかるので現実的かどうかは微妙に思います。

欠点があるとすれば、必要な部分が発生した時点でその部分のダウンロードが始まるので、VMディスクのI/O待ちエラーが起きやすくなるかもしれないことでしょうか。