tensorflowのコネクショニスト時系列分類に関する関数tf.nn.ctc_beam_search_decoderの動作について

Question

tf.nn.ctc_beam_search_decoderが具体的にどのような計算を行っているのかわかりません。
ソフトマックス層からの出力を、各時刻について最大のラベルを選んでいるだけなのでしょうか？
それともそれ以外の計算をしているのでしょうか？教えてくださると助かります。

Answer 1

それだけではありません。
下記を参照ください。

Connectionist Temporal Classificationの理論と実装について

Comments

[abea]

tf.nn.ctc_beam_search_decoderは認識時に使われる関数だと思っています。
貼っていただいたurlには認識時のことが書いてないように見えます。

[MasashiKimura]

前向きの確率が認識時の確率演算になります。それにビームサーチを加えたものです。

[abea]

前向き確率は理解したのですが、それにどのようにビームサーチを加えるのかがわかりません。
ビーム幅が１００の場合、時刻tの時点で考えられるラベル列の一部、
（　例えばラベルが（a,b,_）でt = 2のとき考えられるラベル列の一部は　a、b、ab、ba　）
について前向き確率の上位１００個を記憶しておき、それを入力系列の長さをTとすると、t=Tになるまで探索するという解釈であっているのでしょうか？

[MasashiKimura]

実装を見る限りそのとおりです。

[abea]

ご丁寧に教えていただいたお陰で理解できました。
ありがとうございました。