https://s8a.jp/javascript-image-processing-library-jimp
上記を参考にjimpを使って画像操作をしたいんですが、
jimpがBlobインターフェースを取り込む方法がわからなくて悩んでいます。
HTMLInputElementからFileを取得する動作は組めるんのですが
それをjimp.readにどう渡せば機能できますでしょうか?
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画像処理スクリプトJimpでは画像データをURL文字列として受け取ります. そのため, input[type=file]
要素で入手した画像File
オブジェクトをJimpで処理する為には前もってURL文字列に変換する必要があります.
一般にFile
(Blob
)オブジェクトをURL文字列に変換する方法としては次の2つが考えられます.
FileReader
を用いる方法
FileReader
オブジェクトはFile
(Blob
)オブジェクトを(Base64エンコードされた)dataURIスキーム形式のURL文字列に変換します. 得られたURL文字列には元のデータが全て含まれているため, 外部とのデータの受け渡しを行う場合に有効です. 一方, バイナリデータを文字列に変換する過程で若干のコストが掛かります.
JavaScript
1//FileReaderを用いてFile(Blob)をdataURIスキームに変換する 2const fileReader = new FileReader(); 3//File読み込み完了時の処理 4fileReader.onloadend = e => { 5 Jimp.read(fileReader.result).then(lenna => 6 lenna.getBase64(Jimp.MIME_PNG, (err, src) => { 7 document.querySelector("#img").src = src; 8 }) 9 ); 10}; 11document.querySelector("#file").onchange = e => { 12 const file = e.target.files[0]; 13 if(!file){return;} 14 //FileをURLとして読み込む 15 fileReader.readAsDataURL(file); 16};
URL.createObjectURL
を用いる方法
URL.createObjectURL
メソッドはFile
(Blob
)オブジェクトをBlobURIスキーム形式のURL文字列に変換します. 得られたURL文字列は元となるFile
(Blob
)オブジェクトへの参照を含んでおり, そのページでのみ有効です. また, 不必要となった時点でURL.revokeObjectURL
メソッドを用いてURL文字列を開放(つまりFile
オブジェクトへの参照を破棄)する必要があります.
JavaScript
1document.querySelector("#file").onchange = e => { 2 const file = e.target.files[0]; 3 if(!file){return;} 4 //Blobを読み込むためのURLを生成する 5 const url = URL.createObjectURL(file); 6 Jimp.read(url).then(lenna => 7 lenna.getBase64(Jimp.MIME_PNG, (err, src) => { 8 document.querySelector("#img").src = src; 9 //不必要となったURLを開放する 10 URL.revokeObjectURL(url); 11 }) 12 ); 13};
なお, Jimpで画像を処理するケースではFileオブジェクトを使い捨てとすることが多いでしょうから, バイナリデータをそのまま渡すことができる後者のほうが良いでしょう.
投稿2017/10/28 21:32
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