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Rubyはプログラミング言語のひとつで、オープンソース、オブジェクト指向のプログラミング開発に対応しています。

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RubyのEnumerator#Lazyの遅延評価とは?

dongw

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Ruby

Rubyはプログラミング言語のひとつで、オープンソース、オブジェクト指向のプログラミング開発に対応しています。

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投稿2017/10/12 09:39

サンプルコード

odd_numbers = (0..Float::INFINITY).lazy.map{ |n| n.succ }.select{ |n| n.odd? }.take(3) p odd_numbers.force

lazyがない場合、mapで要素の数だけ無限に繰り返され、処理が終わらないという所まで分かりました。
lazyがある場合、遅延評価により3つ値が取り出せます。
しかしここでの遅延評価とはどういう手順を踏んでいるのでしょうか?
評価を遅延しても結局は無限の数からmaps処理を行うことは変わらないはずです。

それともlazyがある場合、ここの

odd_numbers = (0..Float::INFINITY).lazy.map{ |n| n.succ }.select{ |n| n.odd? }.take(3)

一行だけ最後までとりあえず読み込む。
そして後ろから読み込み、take(3)で3つ値が入った配列を取得する。
という所から順に読み込んでいかないとEnumeratorインスタンスが無限に発生することになるような気がします。

lazyが読み込まれたあとはどうった順番で処理が行われているのでしょうか?

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ごく大雑把に言えば、Enumeratorは、「.nextメソッドを呼ぶと、内部のルールに従って値を返してくるオブジェクト」なのです。そして、Enumerator::Lazyは、一部の操作について配列ではなくEnumerator::Lazyを返すようになっています(るりま)。

例のコードをたどってみましょう。

  • (0..Float::INFINITY).lazy.nextを呼ぶたびに、0から順に整数を返していくEnumerator::Lazy
  • lazy.map{ |n| n.succ }→自身の.nextが呼ばれるたびにlazy.nextを呼び出して、得られた値の次の値を返すEnumerator::Lazy
  • lazy.select{ |n| n.odd? }→自身の.nextが呼ばれるたびに、奇数が得られるまでlazy.nextを呼び出して、その奇数を返すEnumerator::Lazy
  • lazy.take(3)lazy.nextを3回呼び出して、その結果を返すEnumerator::Lazy

ということで、takeまで呼んだ時点でもまだ結果は得られません.to_aなどで結果を取得する必要があります。

ruby

1irb(main):001:0> (0..Float::INFINITY).lazy.map{ |n| n.succ }.select{ |n| n.odd? }.take(3) 2=> #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 0..Infinity>:map>:select>:take(3)>

投稿2017/10/12 10:14

編集2017/10/12 10:17
maisumakun

総合スコア145121

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dongw

2017/10/13 03:09

回答ありがとうございます。 takeまで呼んでもEnumerator::Lazyが返ってくるということですね。 (0..Float::INFINITY).lazy.mapをすると ○○をするEnumerator::Lazyインスタンス?が出来上がるということでしょうか? これがlazyなしの場合だと○○を実際にその時点で行ってしまう。 lazyありだと○○をする、ということだけ決めといてその実行は後回し、ということでしょうか?
maisumakun

2017/10/13 03:59

LazyでないEnumeratorをmapすると、その時点で配列を生成します(もちろん無限個あれば終わりません)。
dongw

2017/10/13 04:30

lazyあり [2] pry(main)> (0..Float::INFINITY).lazy.map{ |n| n.succ } => #<Enumerator::Lazy: ...> lazyなし [5] pry(main)> p (0..Float::INFINITY).map{ |n| n.succ } #処理終わらず lazyありの場合、 #<Enumerator::Lazy: ...>がtake(3)までメソッドチェーンしても変わらないのがポイントなのですね ...は範囲オブジェクトを示しているのでしょうか?ここはちょっと分かりません。 最終的にto_aで結果を返すということですが、その場合、結果を返す処理は記述の右側(take)から実行されていくのでしょうか? to_aで遅延していたものを「評価しろ」と命令を下すわけですよね? 左側から普通に呼んでいくと、単に「処理の終わらない後回しにしていたmap」をto_aであとで呼んだだけになってしまうような気がしてならないです。
maisumakun

2017/10/13 04:37

はい、そのとおりです。自分の書いた実行結果でも、いちばん外側のEnumrator::Lazyが「take(3)」となっていて、内側に「select」「map」「0..Infinity」となっています。ということで、実際の実行は外側から行われていきます。
dongw

2017/10/13 04:42

なるほど、そういう意味であれば納得しました。 疑問が解決してスッキリしました! ありがとうございました!
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