PythonのOpenCVでUSBカメラ画像の取得が突然真っ暗になる

Question

Python3でOpenCVを使ったアプリの開発を行なっています。
やっていることはUSBカメラから画像を取得する一般的な手法です。
カメラ画像を取得して画像解析を行うプログラムですが、数時間動かしていると突然画像が真っ暗になります。
最初は画像解析の部分を疑っていたのですが、調査をするうちに cap.read() まわりに問題があるようです。
cap.read() の部分ですが、この時一緒に取得できるフラグも true になっています。

わかる方がいらっしゃれば、ご教授願います。

# カメラをキャプチャする
cap = cv2.VideoCapture(cam_no)

# 取れてるかチェック
ret, test = cap.read()

while True:
   # カメラから画像を取得
   # retは画像を取得成功フラグ
   ret, image = cap.read()

   # 画像が取得できない場合はスキップ
   if ret:

      # モード取得
      mode = self.get_mode(line_id)

      try:
         # 画像を解析（別のファンクション）
         self.analyze_image(line_id, 3, image)

      except Exception as e:
         print ('analyze error: ' + str(e))


   # FPSを調整
   time.sleep(CONFIG.CAPTURE_INTERVAL)

Comments

[退会済みユーザー]

このコードで定義されていない関数をコメントアウトして、その状態で数時間回して（ただただ画像を垂れ流すだけで）も画面が真っ暗になりますか？処理が重すぎて発熱してクラッシュかな、と感じたためです。OSが落ちたのか、Pythonが落ちたのかもあるとより良いと思います。

[TakakiKuwabara]

pythonは動いています。メモリリークも特にないです。同様の症状が英語記事で数件見られましたが、そちらでも特別解決方法が見つかっているわけでもないようでした。

Answer 1

初めの数フレームはカメラの準備で黒くなるのは見ますが、数時間たった後ですよね…

OpenCVは人数・使用時間ともに膨大な数になるので、連続運用でOpenCVがおかしくなって～、という可能性は低いと思います。一方、どのようなカメラか分かりませんが、今使用中のカメラの数・運用時間はOpenCVの実績よりも圧倒的に小さいはずです。

Google検索でざーっと数十件見ましたが、使用中のカメラが数時間の連続使用に耐えられないのが一番怪しい気がします。

以下、おまじない

• 使用中の製品or製造ロットが長時間運用に向いていない
• ドライバがおかしい→ドライバを再インストール
• OpenCVのバージョンを落とす(3.x→2.x)
• cv2.waitKey(1) でスリープもどき
• カメラが発熱して熱暴走→カメラを冷やす

Comments

[TakakiKuwabara]

logicoolのc920というwebカメラです。
長時間運用はpythonではない別件で実証済みです。
ドライバも同様です。
OpenCVのバージョンはできれば変えたくないところですが。。。

とりあえずは１時間ごとにVideoCaptureをRelaseして、再度生成する処理を加えることで回避できそうです。

[退会済みユーザー]

> とりあえずは１時間ごとにVideoCaptureをRelaseして、再度生成する処理を加えることで回避
このような対応は初めて聞きました。どこにも書いて無さげですので、貴重なノウハウですね。
私も覚えておきます。