Node.jsでの入出力のやり方

Question

paizaというプログラミングで問題を解くサイトがあるのですが、そこでjavascriptを今勉強しているためjsで問題を解こうとしたところ、入出力がnode.jsを用いた文でした。

node.jsは触ったことがないため、その入出力構文をまず理解しようと調べたところ、詳しく書いてあるサイトが見つからず困っています。

paizaで使われているコードはこれになります。
どこの構文が何をしてどこで値を受け取っているのか全くわからず、、、
このコードの簡単な解説などしていただけると助かります。
解説が載っているサイトなどだけでも教えていただけると助かります。

process.stdin.resume();
process.stdin.setEncoding('utf8');
process.stdin.on('data', function (chunk) {
    var line = chunk.toString();
    console.log("XXXXXX");
});

Answer 1

process.stdin.on('data', function (chunk) {
    var line = chunk.toString();
    console.log("XXXXXX");
});

はprocess.stdin.on("data", fun)は、標準入力にデータが来たときに呼び出される関数(イベントハンドラー)を登録します。ざっくりいうと、「標準入力にデータがきたらこうしてね」を設定します。

第2引数にfunction expression(anonymous function/無名関数)を渡していますが、dataイベントが発生したとき、この無名関数の引数にデータが渡され実行されます。

例えばユーザーが"abc"と入力してEnterを押すと、パラメーターchunkに"abc\n"が渡されます。

以下は細かい話です。

process.stdinはstream.Readableクラスです。

公式のReadableのdocsでresumeやstream three statesを読めば分かりますが、デフォルトではstdinは入ってきたデータをそのまま捨てます。

.resume()するかdataイベントのハンドラーを設定すると、"flowing"モードに切り替わり、dataイベントのハンドラーにせっせとデータを送るようになります。またこれにより、プログラムの最後の行まで実行されたあと勝手にプロセスが終了しなくなります。

Readableがdataイベントで渡すデータはデフォルトではBufferオブジェクトですが、.setEncoding()によりstringとして渡すようになります。つまり今のコードでは引数chunkが文字列となります。(なので.toString()は必要ないと思います)

dataイベントのハンドラーを設定すればstdinは"flowing"モードになるので、なぜprocess.stdin.resume()が必要かはよくわからないです。試しにそれなしで実行してみましたがうまくいきます。分かる方がいたらご指摘ください。

Answer 2

どこで値を受け取っているのか

質問文のコードを
「実行したら入力を待って、入力があったらそれを返す」ものと考えている、
例えば

s = raw_input()

とか

var s = Console.ReadLine();

のように。

だとすればまずそれが違います。

質問文のコードは
「標準入力から値が来たらどうするか」を記述する、つまりイベントドリブンです。

この部分で標準入力から値が来たら第二引数の関数を実行するように登録してます:

process.stdin.on('data', function (chunk) {
    var line = chunk.toString();
    console.log("XXXXXX");
});

Answer 3

paizaラーニング
https://paiza.jp/works
のJavaScript入門編のレッスンから受けてみてはどうでしょうか。