SQLを組み立てるときselect句とそれ以外を別の変数に格納する意味は？

Question

非常に古い業務系システムのコードを読んでいるときに、SQLを組み立てるときselect句とそれ以外を別の変数に格納して、あとでそれを文字列結合するというコードをよく見ます。

特に意味があるとは思えませんが、これはなにか歴史的な理由があってこのような書き方になっているのでしょうか？

例えば以下のようなコードです。

Dim sSqlSelect As String
Dim sSql As String

sSqlSelect = ""
sSqlSelect = sSqlSelect & " select "
sSqlSelect = sSqlSelect & " Field1"
sSqlSelect = sSqlSelect & ",Field2"
sSqlSelect = sSqlSelect & ",Field3"

sSql = ""
sSql = sSql & " from Table "
sSql = sSql & " where Field1 = '" & sField1Condition & "'"

dataObject.RecordSource = sSqlSelect & sSql

Answer 1

今でも動的SQLを作成するような場合には似たような事はやったりします。
SELECT句の部分を別変数にすることは殆ど無いですけど、条件部分などは複数の条件を組み立てた後で、不要なandやorを除去するのに別変数の方が都合が良い場合があります。

サンプルのコードについては、別変数に意味は無く、他の処理をコピーして作った名残とかじゃないでしょうか。

Comments

[ku__ra__ge]

事前に取得件数を知るために`select count(*) from ...`を頻繁に使う必要があった可能性なども考えましたが、実際にはそういった処理はそんなには無かったですし、やはり何かの名残しょうね。
ありがとうございました。

Answer 2

たぶん、あまり意味は無いと思いますが推測するに視認性を考慮したものかと思います。
SELECT文で大事なのは、なんていう項目をとってくるか？なので、そこだけ切り出してるのかと。
※JOIN条件とかWHERE条件とかは、どうなんだ？っていうのは触れちゃダメ

あとは、サンプルのとおり、項目名の位置がそろうことで、見やすくしているし、追加・削除がしやすい
ですね。