ITPを回避するcookieの取得の仕方について

safari11にて実装されたITPですが、これを避けるようにしてcookieによるトラッキングができるという話を聞きました。

それって、例えば以下のようなやり方なんでしょうか？
別のやり方があったら、教えてください・・・。(>人<)

[Web広告での一例]

①
広告バナーをクリックすると、トラッキング処理させるサーバへ遷移。
↓
②
トラッキングサーバは、

「どの広告をクリックしたのかを識別するID」
と
「クリック対象を識別するユニークID」

の二つを

「URLにパラメータとしてもたせて」

広告バナーに設定された遷移先へ遷移させる。
↓
③
遷移先の広告ページにあらかじめJavascriptのタグを埋め込んでおき、
リファラを見て設定されている②のパラメータをcookieとして保管する。
（こうすればファーストパーティクッキーになる？）
↓
④
以降は、③のやりかたで取得したcookieでトラッキングする。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

大まかには合っていると思います。
③のようにユーザが実際に見ているページのドメインを発行元としたcookieをファーストパーティcookie、そうでないドメインが発行元のcookieをサードパーティcookieと言います。
ITPの主要な目的は、サードパーティcookieによるトラッキングを防ぐことです。

③の時点で、どの広告をクリックしたか識別できるデータをcookieの値と一緒に送るようにすれば、ファーストパーティcookieを使ったトラッキングができます。
cookieの値は、ユーザを一意に識別できるようなものであれば何を使っても構いません。

ただし、ファーストパーティcookieによるトラッキングも、万能とはまだ言いきれません。

上の図はAppleによるITPの図ですが、30日を過ぎると「クッキーがパージされる」とあります。
この「パージ」がどういう意味なのか・ファーストパーティcookieも対象なのかといった点は、まだよくわかっていません。
ファーストパーティcookieも30日経つと全て無効にされる、あるいはトラッキング対象のサイトに30日以上アクセスがない場合にファーストパーティcookieが無効にされる、といった可能性もあります。