fontColorRed, fontSize20, fontWeight900
再利用の為に無意味なクラスを大量に用意し始めるのは負けフラグ。
それ大昔にHTMLでやって大失敗したfontやcolor属性みたいなもんだからね。
CSSに飛び火してる分、なおさら質が悪い。
まぁ、プロジェクトによってはそういう考え方するし、
この思想のBootstrapはよく出来てて参考になる。
でも、Bootstrapも過渡期というか発展途上な感は否めない。
一度はBootstrapの実装や思想をしっかり勉強することをオススメするけれど、
良いところは活かしつつ自分なりの最強のCSS運用を編み出していく必要があると思う。
例えば収支の報告書の山があるとするじゃん?
HTML
1報告書A<br />
2報告書B<br />
3報告書C<br />
4報告書D<br />
5...
こんな風に上から順番に表示してるだけじゃ分からんから、棚を作って仕分ける。
この時、棚という枠の為にletter-case
、黒字と赤字を分ける為にsurplus
とdeficit
を用意するところがポイント。
HTML
1<ul class="letter-case surplus">
2 <li>報告書A</li>
3 <li>報告書B</li>
4 <li>報告書C</li>
5 ...
6</ul>
7<ul class="letter-case deficit">
8 <li>報告書D</li>
9 <li>報告書E</li>
10 <li>報告書F</li>
11 ...
12</ul>
仕分けた結果、黒字の棚には黒いラベルが貼り付けられてて、赤字の棚には赤いラベルが貼り付けられている。
多少デザインに差異は出るかもしれないけど、大体そんな感じになるはず。
つまり、適切なHTMLの仕分けがされている場合、変な独自対応は必要無し。
これを元にCSSを作れば完成ってわけだね。
こういう風に集合を仕分けるようにクラスを切っていく事がポイント。
想像力を働かせて、現実世界で僕がやるならどういったものを使っていくかを考えて、落とし込むとスッキリする。
いやいや、そう上手くいくわけないじゃんと思うかもしれない。
でも、HTMLやCSSって本来そうやって構築していくべきもので、
コーディング作業ってのはこの構造を頭悩ませて考えて、論理的に意味のあるHTMLを構築する為のお仕事なんだよ。
なんとなくのデザインありきで適当にDIVの箱をボンボン作って適当な名前をあてがう、
よくある現場のやり方がよっぽどイレギュラーで駄目な例なんだよ。
どう作るべきかではなくデザインを仕上げる事だけ集中してるから論理的思考が育たない。
論理的思考が育たないからノウハウが蓄積されず、目の前のWebサイト制作をやっつけてその日を暮らす食事代を得る繰り返しになる。
HTMLのなんぞやを真に理解している人が、頭ひねって作り出したHTMLは、
CSS(デザイン)を充てがうのめっちゃ楽だよ。
適用するのが難しいと感じるならやっつけで作ったHTMLだったか、HTML作った人がお馬鹿さんだったって話。
でも、実はCSSの設計が糞過ぎて論理的思考を育てても成果がついていかない。
出来るだけ早くSASSやLESS等のCSSジェネレータを勉強して移行すべき。
Gulpなんかのタスクランナーツールを勉強して自動的にSASSからCSSを吐き出すスクリプトさえ用意すれば、
単純な作業速度は倍以上にこなせるし、勉強して得た論理的思考を活かせるようになって相乗効果で仕事の効率が加速出来る。
同じくHTMLも表記が冗長過ぎて作業効率が悪い
SASSやLESSのように、HTMLを簡素に書けるPugってのがあるから、
同じくGulpかなんかのタスクランナーツールで高速に作れるようにしておくとかなり捗るよ。
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2017/10/17 00:14