C++のバージョンによる違い

Question

質問内容

私の知る限り、C++にはC++11、C++14、C++17？の3種類があります。しかし、バージョンによる大きな違いは見られず、どのバージョンを使えばいいのかわかりません。ようにとりあえず最新版を使えばいいのでしょうか？

Answer 1

私の知る限り、C++にはC++11、C++14、C++17？の3種類があります。

厳密にはC++98(ISO標準の最初のバージョン)とC++03(改訂版)もあります。C++TR1というのもありますが、正式版ではなくC++11への大型バージョンアップ前のお試し版的な位置づけとなっています。

バージョンによる大きな違いは見られず、どのバージョンを使えばいいのかわかりません。

「C++のどのバージョンを使うか」を問題とすることはまずありません。普通問題となるのは「今使っているコンパイラーはC++xxのどこまで対応しているか」あるいは「C++xxで追加されたこの機能が今使っているコンパイラーで使えるかどうか」そして「その機能を使うためのオプション指定は何か」ということです。

とりあえず最新版を使えばいいのでしょうか？

基本的に新しいバージョンは前のバージョンの上位互換なので、C++11用に書いたプログラムがC++14あるいはC++17で使えなくなるというわけではありません。追加された機能を使うのでなければどのバージョンでも同じということになります。

とりあえず「最新バージョンのコンパイラー」を使っていれば問題ないです。

Answer 2

こんにちは。

原則として、最新の規格になるべく対応したC++コンパイラを使うのが好ましいと思います。

C++14までは標準規格が制定されています。C++17はまだドラフトではないかと思います。

また、様々なC++コンパイラがありますが、それらの標準規格への対応度合いはさまざまです。
標準規格も絶対的なものではなく、C++コンパイラ・ベンダーが採用しない限り絵に書いた餅です。
多くの標準規格の仕様は採用されるケースが多いようですが、必ずしも全ての仕様が採用されるというわけではないようです。（オプションも多いですし）

Answer 3

C++03が抜けています。C++03からC++11ではだいぶ変わりましたよ。
C++17を通せるコンパイラはまだ無いのでは？