ブロックチェーンのデータはどこに保存されているのか？

Question

ブロックチェーンについて現在勉強していて質問があります。
ブロックチェーンはp2pで管理されているということなのですが、結局ブロックチェーンはどこに保存されているのでしょうか？

最初p2pのノード全てに全部のブロックが保存されていると思ったのですが、全部のブロックチェーンをそれぞれのノードに保存しておくのはものすごく無駄な気がします。特にBitcoin等の非常に大規模なシステムのブロックチェーンだとそのブロック全てを保存できるサーバーなどほとんど存在しないと思います。
逆にブロックチェーンをある程度グループ化して、１ノードが１グループを保持するという形の場合だと仮にそのグループに属しているノード全てがオフライン（or サーバーダウン）してしまった場合ブロックチェーンの一部が欠損してしまいブロック全体を見ることができない状態になってしまうと思います。これはBitcoinのような大きなシステムのブロックチェーンなら問題ないと思いますが、ローンチされたてのシステムの場合このリスクが高いと考えています。

Answer 1

特にBitcoin等の非常に大規模なシステムのブロックチェーンだとそのブロック全てを保存できるサーバーなどほとんど存在しないと思います。

いえ、「フルノード」と呼ばれる、本格的にビットコインに参加するサーバは、全データを持っています。

ビットコイン・コアの初期同期には長時間かかります。 完全なブロックチェーン・サイズ (65GB以上)に十分な帯域幅とストレージがあることを確認してください。

上の文言は、Bitcoin Coreというノードソフトウェアのダウンロードページにある注意文です。

Comments

[winor30]

回答ありがとうございました。
なるほどーそうなると、大規模なブロックチェーンになると全体のサイズの大きさとブロックが追加される速度がすごそうでノードの役割を持つサーバーはかなりハイスペックではないとだめそうですね…

[maisumakun]

「ブロックの追加される速度」は、およそ10分に1ブロックとなるように、マイニングの難易度で調整されています。

[winor30]

たびたび回答ありがとうございます。
ブロックの追加される速度は定期実行にして解決できるんですねー

Answer 2

既に回答が出ていますが、フルノードは全てのブロックチェーンを保存しています。

補足するとprune（剪定）オプションがあり、上限2GBまでのブロックチェーンしかデバイス（HDD等）に保存しないというオプションがあります。（GUI版にもあります）通常はこちらを利用します。

ただし、データベースを構築する必要があるので、全てのブロックチェーンをダウンロードする必要はあります。保存する直近の過去ブロックの上限を決めれるオプションです。