Subversionに対するGitの良さとはなんですか？

Question

http://developers.slashdot.jp/story/07/12/03/1024220/Linus曰く「Subversionは史上最も無意味なプロジェクト」

上記の記事によるとリーナス・トーヴァルズが、「Subversionは史上最も無意味なプロジェクト」という発言をしていたそうです。リーナスはCVS・SVNのどういう部分を「使えない」と感じていたのでしょうか？
また、なぜGit(※)だとそれが解消されるのでしょうか？
皆さんのご意見をお聞かせください。

※ GitHubではなく、Gitとの比較でお願いします。

Answer 1

実際のプロジェクトの中で便利と感じた点は
・リポジトリが分散できる点
リポジトリが失われにくいという点に限らず、リポジトリサーバーが障害を起こしても
別のサーバーに切り替えやすく、リポジトリサーバーがボトルネックになりにくいです。
・履歴の管理
手元での履歴管理ができます。特に複数の機能を平行して、一定の期間にわたって開発するときなど
複数のブランチを行き来し、自分のタイミングで別ブランチから差分を取り込み反映させることができます。ブランチごとに連携するエンジニアも違ってくるので手元にリポジトリがあるのは助かります。

後は、プロジェクトに導入する直接的な理由にはなりませんが
GitHubのプルリクエスト機能やプロジェクトのフォークなどソフトウェア開発活性化させる文化や機能を実現させたと思いますし、より幅広いエンジニアがオープンソースのソフトウェアに関心を持ち、関わることができるようになったとも思います。Gitを導入することでスタッフが社外の技術により関心を持つようになるかもしれません。

今手元にありませんが、リーナスがGitを開発する経緯についてはオライリーの「実践Git」（だったと思います）に詳しく書いてありました。
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114408/