質問内容

DirectXとWindows APIの違いを知りたいです。
例えば、以下のようなことです。

コードを書く際に、どのような違いがあるのか？
Windows APIは何に向いていて、DirectXは何に向いているか？

質問に至った経緯

DirectXでプログラムを書こうと思い、ネットでDirectXについて調べていたところ、Windows APIというものを見つけました。Unityのようなゲームエンジンを用いて書くプログラムとは違い、原始的なプログラムを書くという点でDirectXとWindows APIは似ていると感じました。2つの間にどのような違いがあるか分らず、DirectXとWindows APIのどちらに手をつければ良いのか分らなくなったため、質問するに至りました。

ちなみに、DirectXはゲーム制作に利用する予定です。

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

Windows API はその名前が示すとおり、 Windows の一般的なアプリケーションを作成するのに向いています。

DirectX についてはざっくりとした説明をすると、ゲームの作成のために開発された Windows 向けのライブラリでゲームの作成にはこちらの方が都合がよいです。

たとえば、描画などについても基本的には高速に行われる仕組みが組み込まれている他、最近では DirectDraw という 2D の API と Direct 3D という 3D の API が統合されて DirectGraphics という名前になり、2D で書いたものを(そのままとは言いませんが)だんだん 3D にしていく、ということもできます。他にも映像の再生やサウンドのループ再生などなど、ゲームに便利な機能がたくさんあります。

逆に DirectX がどんなところに向いてないか、というと Windows らしいアプリケーションを普通に作るのには向いていないです。たとえば、文字を出したりするのにも「ボタンなどに表示したい文字を指定する」というイメージではなくて「座標を指定して文字を描画する」みたいな考え方になります。

簡単に総じると、ゲーム用途であれば DirectX が個人的にはオススメですが、何か Windows API でアプリケーションを作った経験はあった方がよいと感じます。
Microsoft のクセ、みたいなのがありますので、そこらへんを Windows API で慣れたあとに DirectX を使うと違和感なく使えると思います。

投稿2017/09/01 02:38