RFC 2616の5.1.1 Method及びRFC 7231の4.1. Overviewに、これに関する記述が存在しました。
以下、それぞれの日本語版より引用します。
http://www.spencernetwork.org/reference/rfc2616-ja-HTTP1.1.txt
オリジンサーバは、メソッドを理解できても要求されたリソースに対して許されていない場合は、ステータスコード 405 (Method Not Allowed) を返す べきであり、またオリジンサーバがそのメソッドを認識できなかったり実装されていない場合には 501 (Not Implemented) を返す べきである。
RFC 7231 — HTTP/1.1: Semantics and Content (日本語訳)
生成元サーバは:
- 自身が認識できない/実装していない 要請メソッドを受信したときは、 501 (Not Implemented)で応答するべきである。
- 自身に既知であるが,ターゲットリソースには許容されない 要請メソッドを受信したときは、 405 (Method Not Allowed)で応答するべきである。
【2015/09/13追記】
ただし、この501 Not Implemented
はサーバそのものが対応していない場合に用いるレスポンスコードのようです。
HTTP response codes - HTTP | MDN
501 Not Implemented リクエストメソッドがサーバでサポートされておらず、扱えないことを示します。サーバがサポートしなければならない (従って、このコードを返してはならない) メソッドは GET と HEAD だけです。
[対処法]501 Not Implemented
GET
もっとも利用されることが多いメソッド。URIで指定したリソースを返す。HTTP1.1ではGETメソッドのサポートが必須となっているため、このメソッドでのリクエストで501エラーが発生することは考えられない。
HTTPステータス・コードとメソッド - CyberLibrarian
501 Not Implemented 未実装 1.0
サーバーは、リクエストを実行するために必要な機能をサポートしていない。
http://www.spencernetwork.org/reference/rfc2616-ja-HTTP1.1.txt
10.5.2 501 Not Implemented
サーバは、リクエストを実行するのに必要な機能をサポートしていない。こ
れは、サーバがリクエストメソッドを認識できない時の適切なレスポンスで
あり、どんなリソースに対してもそれをサポートする能力がない。
RFC 7231 — HTTP/1.1: Semantics and Content (日本語訳)
状態°コード 501 (Not Implemented)は、[ サーバが,要請を履行するために要求される機能性をサポートしない ]ことを指示する。 これは、[ サーバが要請メソッドを認識せず,[ どのリソースも それをサポートする能力を備えていない ]]ときに適切な応答になる。
上記より、501 Not Implemented
はサーバレベルで認識できない/実装していない(=どのリソースでもサポートしていない)メソッドの場合に返すべきであり、
Web APIなど、サーバが対応しているがアプリケーションが対応していない場合は、「要求されたリソースに対して許されていない場合」(アプリケーションが該当メソッドを許容しない)であるとして405 Method Not Allowed
を利用するべきであると考えられます。
Web APIなどであれば、POSTメソッドのみに対応するリソースというものも設計できます。
しかし仕様により、GET/HEADメソッドでは501 Not Implemented
を返してはならないので、リソースが対応していない場合は405 Method Not Allowed
とするべきでしょう。
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2015/04/24 08:22
2015/09/13 12:13 編集