openldapのpresというインデックスタイプについて

Question

openldapのインデックスタイプにpresという存在検索(データの存在そのものの検索)に適したものがあります。
これはどのようなケースで有意なインデックスタイプなのでしょうか？
これは例えばldapsearchでこのように検索する場合に適している等があればお教え願います。

※eq、approx、subの適する具体的なケースは分かるのですが、presがどのようなケースに適しているのかが理解できませんでしたので質問させていただきました。
※推測では、"*"指定での検索ではないかと思っております。

Answer 1

presence（データが存在するか否か）を表すようです。

この効果は、たとえば hoge に pres インデックスが指定されていれば、フィルターに
'(hoge=fuga)' が含まれるケースで hoge に値が含まれないことがわかっている
レコードを最初から除外できるため、パフォーマンスの向上が期待できるというだと思います。

検索フィルターのキーとして指定する可能性がある attribute には、すべてつけておく
ことをおすすめします。

（参考）Linux サーバー設定備忘録

Comments

[nob777]

ご回答いただきありがとうございました。

なるほど。値が存在しない可能性があり、検索対象となりうるattributeには有意なインデックスタイプであると理解しました。
そのため、値が必ず存在するentryUUIDのような管理属性に対してpresを指定するのは意味が無いということですね。意味が無いどころか、マシンリソースを消費するという点では、逆効果になるともいえそうです。