【OnsenUI】バージョンアップ対応におけるベストプラクティス

Question

###前提・実現したいこと

質問の内容は掲題の件になります。
具体的な状況の改善というよりは、ご意見を伺いしたく質問させていただきました。

今現在私が使用してるバージョンのOnsenUIではons-action-sheet-buttonやToastなどは使用できません。
ただ、アプリ仕様上使用できるものなら使用したいというのが本音です。

しかし既に現状のonsen-css-components.cssをデザイン変更目的で触っている（正確にはonsen-css-components.cssを直接修正せず、override.cssを作成していますが・・）ことやバージョンが上がることによって使用できなくなる機能もあり、ぱっと変えるには影響範囲の予測がつきません。

また今後次々と新機能が出てくることはとても喜ばしいのですが、そのたびに予測のつかない影響を考慮しながらバージョンアップするのは厳しいように思います。

一般的にOnsenUIのバージョンアップ方法としてベストプラクティスはどうすべきなのでしょうか？
全機能入れ替えなくても、一部の機能だけ旧バージョンに導入する方法があるだけでも助かるのですが現状はないですよね・・。

お手数ですがご意見などありましたらご教示頂ければ幸いです。

Answer 1

Onsen UIは最新だから一番使えるということはありません。未完成のものが、最新位表示されていて、それを使うことは、デヴェロッパーになることに等しいのです。今使えているバージョンが、1.7以下なら、1.7までアップグレード可能です。2.0以上なら仕様が変わります。ベータ版以上は試供品です。

Comments

[lion_]

返信ありがとうございます。そうですね、ヴァージョンについては現状のonsenUIでは柔軟な対応ができるわけではないことは理解できましたので改めてどこに比重を置くのか、そのバージョンの動作は安定しているのかなどに重点を置いて対応したいと思います。

Answer 2

OnsenUIに限らない話になるとは思いますが、アプリケーションの基盤となるプラグインやライブラリの進化に、既存の機能をどこまで対応させていくかというのは一つのポイントですよね。
「一部だけバージョンアップ」ということは原則できませんので、全てバージョンアップした上で、バージョンアップによって享受したい新機能とは関係ない部分の既存機能が問題なく動作するかを確認しなければならないというのは、ちょっとナンセンスに思えます。

しかしながら避けられない課題ですので、どうやって上手くやるか、ということになります。

個人的な見解としては、基本的なポリシーを決めておいて、そのポリシー通りに、既存機能に対する見直しをかけるということを継続していくことが重要かと思います。

例えば「半年に一度、ライブラリのバージョンアップがあるか無いかを調査した上で、そのバージョンアップにかかる工数を見極め、段取りを立てて実際にバージョンアップする」というポリシーを決めたとします。
そのポリシーどおりにバージョンアップを実行すれば、いざ新機能が発表され、それを是が非でも利用したいといったときに、少なくとも旧バージョンからのバージョンアップ対応は半年間分を対応すればよいことになります。

また、「基本的にバージョンアップはしない」というポリシーも立派なポリシーです。

色々な判断が考えられ、考えられるポリシーとしては、

「バージョンアップは原則しない。新機能も取り込まない」
「バージョンアップは原則しない。ただし新機能が発表され、それを利用したい場合は随時バージョンアップ対応を行う。」
「バージョンアップは１年に一度行う。」
「バージョンアップは１年に一度行うが、その対応工数が大きいことが判明した場合は機能個別にバージョンアップの是非を判断し、今後バージョンアップしないことを決めた機能については今後調査を行わない」
「新機能の発表と共に、随時バージョンアップする。」

などのポリシーが考えられます。

個人的には、「バージョンアップは原則しない。ライブラリの新機能が発表された場合は、既存機能を新ライブラリのバージョンで動作させてみた上で、その動作状況から、ライブラリのバージョンアップを行うか、新規機能を作成するか判断する」というようなポリシーで開発しています。
要するに、対応工数が多そうであれば、既存機能は破棄して作り直します。（そのほうが楽な場合が多い）

Comments

[lion_]

抽象的な質問に対しての回答まことにありがとうございます。

そうですね、拝見していて目に留まったのが
「基本的にバージョンアップはしない」というポリシーも立派なポリシー
という点でした。

比較的大企業に属しているとバージョンアップに対する費用対効果があまりにも低く
古い技術のままモジュールが肥大化することは往々にありますしね。

かくいう私もonsenuiをバージョンアップしたのですが、
きっかけはlazyloadの仕様変更があまりにもクリティカルだったためです。(height指定が必要なくなった）
その時にはまだそれほど影響範囲も広くなかったので変更できましたが、現状では厳しそうです。。

ひとまず今可能な範囲で実装することにします。ご返答ありがとうございました。