.py
ファイルを .pyd
(または .so
)にビルドするには、コンパイラがインストールされている必要があります。Windowsの場合、MinGWが推奨されていますが、最近のPythonであればMicrosoftがコンパイラを無償提供してくれているので、それが利用できます。Pythonバージョンによって、インストールするべきコンパイラのバージョンが異なる点に注意してください。
cythonのビルドは、いくつかの方法があります。 setup.pyを使う方法、pyximportを使う方法、cythonコマンドを使う方法です。詳細は後述するドキュメントを参照してください。
以下はsetup.pyに記載する方法です。最終的にはこの方法が便利です。開発中に「Cythonをビルドする」手順を意識しなくて済むうえに、配布パッケージを作るときにそのままその設定が使えるからです。
詳細は後述するドキュメントを参照してください。
Python
1from setuptools import setup
2from Cython.Build import cythonize
3
4setup(
5 name='calc',
6 ext_modules=cythonize(['calc.py'])
7)
Cythonでの速度ですが、.pyをビルドするだけでも多少速くなりますが、型指定をすることで、PythonコードからCコードへの変換が確実に行われるようになります。それぞれどの程度速くなるかはコードによります。
ちなみに、Cythonファイルの拡張子は .pyx
です。型指定を書いているPythonコードだと言うことを明示するために拡張子が違っています。しかし、Cythonの型指定記法を使っていなければPythonでも実行可能なので、 .py
でも良いと思います。
参考として公式ドキュメントのURLと、古い和訳ドキュメントのURLを書いておきます。和訳はだいぶ古いので、文章は和訳側を参考にしつつ、コード例は公式側を読むと良いでしょう。
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