fopenでのファイル読み込み

Question

2GBのファイルをfopen関数を使って読み込みたいのですが、同じコードなのにいつもと異なるOSで動作させようとすると開けなくなりました。
それがOSの違いによるものなのか、他の環境が悪さしているのかは定かではないです。

以下が簡略化したコードです。

bool Func::Initialize(void)
{
  static const std::string funcname = "Func::Initialize";
  FILE *fp;
  if( (fp=fopen("hoge.txt","r"))==0 ){
    std::cerr << "[" << funcname << "]: file open fail" << std::endl;
    exit(-1);
  }
 ・・・
}

hoge.txtが500MB程度なら開けるのですが、数GBを超えるとfopen関数が0を返すようです。
fopenには開けるファイルのサイズに上限があるものですか？
また、これを解決する手段は何かないでしょうか。

よろしくお願いします。

Comments

[majiponi]

異なるOSで動作させるため、どのようにしてますか? コンパイラの設定変更? 別のコンパイラの使用? あと、環境の情報をください(再現に必要)

Answer 1

多少古い記事で、2017年現在も当てはまるかはわかりませんが、Linuxでgccを使用している場合、そのままだと標準ファイル入出力関数のファイルオフセットが32bitで、2GB以上のファイルを扱えないようです。

コンパイル時に-D_FILE_OFFSET_BITS=64 -D_LARGEFILE64_SOURCEと言うオプションを付けるとファイルオフセットが64bitになるとのこと

大規模ファイルを扱うには - 2Gの壁とLSF仕様

gzip話

Visual C++で2GB超のファイルを取り扱う方法

Comments

[between]

返答が遅れてしまいました。
おっしゃる通り、ファイルが開けなかったのは32bitのPCを使っていたからだったようです。
FUNC関数の定義しているファイルの先頭に、教えて頂いた２つのフラグを#define文で書くことによって無事解決しました。
「2GBの壁」という言葉があるくらいよくある問題なのですね。

ありがとうございました！