共用サーバーとVPSの違い

Question

共用サーバーとVPSの違い

サーバーの勉強を先日始めた初心者です。
共用サーバーとVPSの違いは、
・CPUなどを共有するか否か
という点であっていますか？

利用者側は価格が同じであるならば、安定的であるVPSを使った方がいいと思ってしまいますが共用サーバーのメリットはあるのでしょうか？

提供者側にしてもVPSが人気ならば全てVPSで提供する方がいいのではないかと思ってしまっています。

Answer 1

共用サーバは、文字通り（論理的にも）同じサーバを「共用」していることになります。そのため、

• 自分でrootを取ったり、新たなサーバを入れたりといったことはできません。
• 逆に、何も設定しなくてもHTTP+PHPが動くようになっています。

自分でサーバ管理できるスキルがあるなら、同じ値段・性能という条件ではVPS一択です。

Answer 2

VPSだと、OSその他のソフトの脆弱性を常に気にして、セキュリティパッチを当てたり、侵入されないように各種設定するとかを全部自分の責任で行う必要があります。その技術の無い人は共用サーバーを使うしか無いです。

世の中にはサーバーやネットワークやセキュリティの技術は無いけどサーバーを借りたいという人がたくさんいるので、共用サーバーのメリットがあります。

Answer 3

私の経験からは「自分(または知識のある人)が管理できるのなら自由があるVPS」、「知識のない他人が管理するならそんなに自由はなくてもサポートのある共有サーバー」って感じで使い分けるのが良いように思えます。

面倒を見きれないのに自由を求めてVPSでサーバーを作ることは、近い将来にセキュリティホールだらけになる時限爆弾付きのサーバーを作るようなものです。管理できないVPSの量産は、社会に悪影響を与えかねない行為だと思うのでやめておいたほうがいいです。

ということで、共有サーバーのメリットはサーバー屋の管理者付きってことです。